住まい・インテリア

イケア

イケアに行ってきました。今更の感ではありますが、まあ〜灯台下暗しと言う事で。。。
渋滞の湾岸道路を離れ車を海の方へ向けると、かつて屋内人工スキー場「ザウス」が聳えていたその場所にイケアの真新しい建物が建っています。改めてあの恐竜のごときランドマークが跡形も無く消滅している事が不思議な様にも感じられます、ああ無情・・・。
グランドオープンからしばらくの間は車庫待ちの渋滞が出来たそうですがさすがに今はそんな事も無くスイスイ。店内の様子については既に多くの方が訪問記事を残しているので敢えて書きませんが、とにかくデカイの一言。売り場を一巡した後、ストックされた商品を自分で探し出すセルフサービスエリア(幕張のコストコと同じ形式ですな)まで来た時改めてこの店の凄さに圧倒されました。大量陳列を売り物にする大規模な商業施設などたいして珍しくも無い昨今ですが、それでもギブミーチョコレート状態とでもいうか、北欧のお洒落なインテリアショップ的なイメージで買い物に行くとあまりの規模、物量に打ちのめされてしまう事必至でしょう。
さらに「オヤ?」と思われたのが帰路、駐車場からの斜路をおりて行く途中に一瞬だけ垣間見える事務所の様子。裏方としてぞんざいにあしらわれる事の多い一般の商業施設のそれとは異なり清潔感に溢れた暖かみのある内装でしつらえられています。思わずここで働いてみたい、と思ってしまう雰囲気でこれもまた企業イメージを高める為のショウルームなのかも知れません。一瞬だけ垣間見せる、というのがなかなか憎い演出ですな。

ところでイケアが日本でショップを展開するのは今回で二度目ですが、このことは意外にもあまり知られていないようです。隣接するららぽーとのオープン当初、これまた有為転変七転八倒したそごう等と共に核テナントの一つとして華々しくオープンしたのですが、右肩上がりの成長を続ける当時の日本の市場に北欧的合理精神(良く言えばミニマル、悪く言えばチープ)は噛み合わなかったのかいつのまにやら閉店、ついでに日本市場からも丸ごと撤退してしまいました。今回かつての店鋪に隣接したこの地に何食わぬ顔をして戻って来たという訳です。

ザウスが出来る前ここはゴルフ練習場でした。それ以前、ららぽーとが中年以上には懐かしい「船橋ヘルスセンター」だったころ、隣接するららぽーとの駐車場は巨大プール(確か東京湾の水を引き入れた海水プールだった記憶有り)であり、イケアの建つ場所は遊覧飛行機の滑走路だったとか。さらにそれ以前、この場所には「船橋サーキット」という本物のサーキットが存在していた事を車好きの年輩者は良く御存じの事でしょう(私はさすがに記憶は有りません)現在も営業しているオートレース場や船橋競馬場はその名残りでもあります。で、その前は勿論「海」でした。何もかもが清々とまっさらな建物とその周辺を眺めながら、一方でこの場所ほど終始一貫全国区な娯楽を発信しつつ、時代、世相を反映してその表情を変えて来た場所は無いかもしれない、そんな思いが浮かんで来たのでした。

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