音楽

パットメセニー『オーケストリオン』

パットメセニーのコンサート「オーケストリオン」を観てきました。

(以下はワーナーミュージックのサイトからオーケストリオンについて)
* オーケストリオン(Orchestrion) 19世紀末から20世紀初頭に実在した、オーケストラの複数の楽器を同時に演奏させることができる大掛かりな機械のことで、このコンセプトを現代の最新技術に当てはめたのがのが本作。メセニーはジャケットにあるとおり、たくさんのアコースティック楽器によるアンサンブルを組み、ピアノ数台、ドラムキット、マリンバ、ヴィヴラフォン、ギター・ボット、パーカッション多数、念入りにチューニングされた何十本もの空き瓶まで使用し同時演奏させている。
(転載以上)

といわけで、現代ジャズ・フュージョン界を代表するギタリスト、パットメセニーが、機械仕掛けの大編成バンドを従えてギターを弾きまくるというとんでもないコンサートです。
生楽器を機械で演奏するというスチームパンクな世界ですが、驚かされるのはパットのギターの信号がオーケストリオン全体に伝わって瞬時に即興演奏が行われるということ。
パットメセニーの実験精神にはいつも驚かされますが
今回も驚愕でした。

写真は終焉後の舞台の様子。
観客が舞台前にわらわらと集まってきて写真をとりまくっております

Orchestrion_012

Orchestrion_022

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夏フェス

立秋を過ぎてもまだまだ暑い日が続きますが
先ずは残暑お見舞い申し上げます。

京葉線南船橋の駅でサマーソニックへと向かう大勢の人達と反対方向の電車に乗り込んで、新木場の夢の島公園で開かれた野外コンサート「WORLD HAPPINESS」へ行ってきました。
昨日までの猛暑から一転、高曇りの一日で太陽にじりじり灼かれる事も無い絶好の夏フェス日和。6時間もの間ぶっ続けで大音量の音楽を聴き続けるのはさすがに疲れるが充分に堪能させてもらいました。
ミュージシャン高橋幸宏とアートディレクターの進藤三雄の両氏が呼びかけ人となって、縁の有るアーティストを集めた感じのユニークな野外フェス。ボサノバからスカ、ハードロック、テクノ、パンクまでやたらとバラェティに富んでいて面白い。自分的にはPUPA、HASYMO(YMO)、BONNIE PINK辺りが注目だったのだが、夕日に照らされながらの熱唱を披露したGANGA ZUMBAは大収穫。リリーフランキー氏の歌が上手いのにもちょっと驚いた。(おでん君のテーマが楽しい)
遅刻魔?安西肇氏もロッカーで登場。「2曲で貧血〜」のフレーズに思わず吹き出す。
メインステージ演奏の合間にサイドステージ上で優しい歌声でボサノバを聞かせてくれたnaomi&goroのCDを購入、naomi嬢のサインを頂く。PUPAの紅一点、原田知世の最新アルバムをプロデュースしたことで、一躍時の人?となった感じの若手ボサノバ演奏の名手で相方を努める伊藤ゴロー氏だが、この時は不在でした。
トリはHASYMOでTBSニュース番組のタイトル曲やライディーンなどの名曲も含めさすがに完璧な演奏を聞かせてくれるが、ノリノリの曲調では無いだけにスタンディングは正直きつい、出来れば着席してじっくり聴きたい感じだ。

ともあれ空を行き交うヘリコプター、遠くに浮かぶ飛行船、時折顔を出す夏の太陽、夕日、夜空を一瞬染める打ち上げ花火、夏のど真ん中を感じた一日でした。

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パットメセニー&ブラッドメルドー

既に2枚のアルバムを発表しているパットメセニーとブラッドメルドーによるユニット「パットメセニー&ブラッドメルドーカルテット」のライブに行って来ました。
とは言うものの何だかんだと忙しい木曜日の夜、生憎仕事が長引いてしまった為に会場入り出来たのは既に演奏時間も半ばを過ぎた頃。残暑がぶり返して蒸し暑い渋谷の坂を汗を拭く事も忘れて会場のNHKホールへと駆け込んだのでした。それにしてもNHKホールは遠すぎる、前回の様に有楽町でやってくれ!
2枚のアルバムを聞いて感じられる通り今回のライブは本格的且つシンプルなジャズのパフォーマンスでありポップ的要素は少ないのですが、メセニーの超絶演奏は健在、というか若いメルドーを迎えてよりパワーアップしている感じ。割と仕事の出来る後輩を仕事仲間に迎えて、よし見てろよとばかりに頑張ってしまう事って我々でも有りますよね、無いかな?・・・
ともかく、今回はもう神の域でしたね。
他の方のブログを読むと前半に定番曲があったようですが、新しいアルバムをあまり聞き込んでいない事も有って自分が会場入りしてからの曲目は良く解らずじまいでした。
アンコールは2曲、素晴らしいパフォーマンスに感謝して今回もスタンディングオベーションですが、ロックのコンサートと違って演奏中に立たないで済むのは楽です(笑
ところで今回ちょっと気になったのは内容の充実度に反して観客の入りが今一つだった事。以前は比較的大きな会場でも立ち見が出る程だったのですが今回は自分の居た3階席では空席が結構目立っていました。
残念な事です。

パットメセニー&ブラッドメルドーカルテットツアー2007
2007.9.27 NHKホールにて

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NEW STANDARD

熱烈ファンの友人に誘われて、今年も矢沢永吉の武道館コンサートに行ってきました。
年末恒例の武道館コンサートを封印して小さい会場を回った昨年を除き、かれこれ4回目の「永ちゃん祭り」体験だ。
表題の通り今年は「NEW STANDARD ROCK OPERA2」と題してここ数年来の傾向となった“聞かせる”エンターテインメントショウのスタイルを継承しつつ原点回帰のロックンロールをメインに持って来た構成となったか。(遅れて到着したので前半が良く解らないのですが)
アンコールでの会場一体となってのタオル飛ばしや永ちゃんコールは相変わらずで、団塊の世代とは思えない溌溂としたパフォーマンスにも毎回度胆を抜かれる一方、今年の特筆すべき傾向としては観客が普通、というか今まで観客席で目立っていた黄色い人白い人が指折り数えられる程しか居なかった事。
キャロル時代の影を引きずって「成り上がり」「不良のカリスマ」のイメージがなかなか抜けないE.YAZAWAだが、此所ヘ来てコアなファンの高年齢化と入れ替わる様に、普通の音楽ファンが増えてきたという事なのかもしれない。
ちなみに今回、且つて白服、黄服軍団だったというファンの話を聞く機会が有ったのだが、さすがに今では「恥ずかしくて出来ない」そうである。

その思いを観客が気がついたかどうか解らない、私自身もその場では気がつかなかったのだが、メンバー紹介の中で長年演奏を共にしているギタリストを紹介した際、彼の父親が画家であり、稽古の合間に個展の手伝いをしていたというエピソードを少しうらやましく思った事として紹介していた。広島出身の氏は確か父親を原爆の後遺症で亡くしている筈である。

さて此所からはまったくの余談だが、あの薄毛隠しの鋭角M字へア、男女問わず一万人のファンを一体化させてしまうカリスマ性、トラブルにも動じない余裕、その一方で周到に事を進める細心さ、内に秘めた感傷etc。。。何となく古代ローマの英傑、あの「カエサル=シーザー」のイメージがダブってしまう。こんな妄想をしているのは私だけ?
塩野七生先生なら彼をどう評価するだろうか。

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Have yourself a Merry little Christmas

今年のクリスマスも何ごとも無く過ぎて行く。
「何ごとも無い」事の大切さをじっくりと噛み締めたい気分のこの頃です。

Have yourself a Merry little Christmas「雪の中のもう1人の放浪者」より。
先日、例に拠って深夜まで続いた現場の帰り道、車の中で聞くとは無しに聞いていたFMラジオで大貫妙子氏が紹介していたのがこの曲。
アメリカの女性シンガーソングライター、エイミーマンによる定番クリスマスソングのカヴァー??だ。
カヴァーという表現が正しいのかどうか解らないが、巷に流れるチャラチャラしたクリスマスソングに耐えられなくなったら是非。幸せを噛み締めるような歌詞と裏腹の凄み(大貫氏談)とせつなさの漂う70年代?風の曲調が新鮮。
思えばラストクリスマスがどうたらこうたらと、クリスマスソングが何かやたらとチャラチャラ、キラキラ、シャンシャンしてしまったのは最近の事で、子供の頃親に買ってもらったレコードから流れて来たクリスマスソングは皆敬けんな雰囲気に溢れていた様な気がする。

『クリスマスがやって来る喜びも、去った後の寂しさも両方一度に聴ける不思議なアルバムです。お家でしっとりクリスマスを過したい方、もしくは寒い屋外でも暖かい気持ちに浸りたい方にはエイミーの声と選曲がぴったり(以下省略)』
とはアルバムのパッケージに添えられたボニーピンク氏による紹介文だが、ピッタリな表現だと思う。

Aimeemann


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高級イヤホン

景気回復の現れといって良い物かどうかは解らないが、最近6万円以上もする高級イヤホンが売れており、品切れ状態が続いているらしい。
購買層の中心は30〜40代の男性、彼等は好きな物、趣味の世界には一点豪華主義でポンと大枚をはたけるのだとか。

それにしてもイヤホンに6万円とは大人買いも少々度が過ぎている感じはするが、まあその辺りの気持ちは私も解らないでも無い、
というかお金が有れば私も買いたい。

銀座のアップルストアで試聴したultimate ears Super.fi 5 Studioのちょっとびっくりする程のクリアな音が気に入ったのだが、3万円を超える価格は衝動買い出来る金額でもなく、ワンランク落としてSuper.fi 3 Studioを購入しました。人生時には妥協も大切(かも)。
以前から持っていたバング&オルフセンの耳掛け式イヤホンが自分の耳の形状に合わないのか使い勝手が今一つでもあり、普段使いの松下のインナーイヤーも惜し気無く使い易いものの、ちょっとレベルの違う音色に浸ってみたかった、と言う訳。
早速アイポッドに繋げて使ってみた感想は。。
ここは1万5千円の価格差故なのかSuper.fi 5 Studio程の音のち密さ、深さは感じられずちょっとがっかり。一方外部の音の遮蔽力はかなり高いので音楽に集中する事が出来そうです。通勤で使うとうっかり乗り過ごしてしまうかも、街中で歩きながら(あるいは走りながら)使うのもちょっと躊躇われます。このあたりは適材適所で使い分けが必要といったところでしょうか。
交換パッドは5サイズもついていて予めついていたサイズが私にはピッタリ、ピッタリすぎて耳が痒くなってしまいました(笑)こりゃ最大の欠点かも。

Ultimate_ears

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ミュージカルバトン受け取ります

以前ブログで「ミュージカルバトン」なるものが流行していました。私のところにもCOZYさんよりバトンを渡され、即座にコメントだけは返させて頂いたものの、忙しさにかまけてそのままにしておりました。
御存じの通りそもそもの発信源は海外のブログからだそうで、音楽に関するいくつかの質問に答えて複数の人にコメントを託すことによって音楽の話題を介したブログつながりが出来るという遊び。この手の企画にはどうしても慎重になりがちな自分では有るが、「コメントを繋いで行く」というのはブログの基本的な機能でもあり、他のブログを覗いてみるとその人なりの個性が出ていて面白かったのも事実です。
というわけで何かと音楽の話題も多い年末、今さらながらではありますが参加してみましょう。

このミュージカルバトンのルールというのは以下の質問に答える事なのだそうです。

Q1 Total volume of music files on my computer
(コンピューターに入っている音楽ファイルの容量)
A1 3.7ギガバイト。
今年大きな話題となったipodを筆頭とするデジタルプレイヤーの流行と日本版iTMS(アイテューンズミュージックストア)の本格開業。CDを所有するという物欲の克服と、買いたい曲が思ったより少ないというのがやや難点である反面、意外なお気に入り曲がネットサーフィン的に見つかる、という面白さを発見しました。

Q2 Song playing right now(今、聴いている曲)
A2 aosis GROOVE
いわゆる「コンピレーション」ですか、結構古いアルバム。

Q3 The last CD I bought(最近買ったCD)
A3 LITTLE MISS JAZZ&JIVE:akiko
ジャズシンガーakikoの最新作、小西康陽プロデュース。
小西氏らしくピッチカートファイブを彷佛とさせるつくり。akikoの魅力は軽快さ、非粘着感だと思うのですが、その意味では彼女のキャラクターにあった作風なのかもしれません・・・ただちょっと軽すぎる様な・・。

Q4 Five songs(tunes) I listen to a lot. or that mean a lot to me
(よく聴く、または思い入れのある5曲)
5曲に絞れ、なんて無理です。脈絡のない選曲ですいません。

A4−1  PAT METHENY『Afternoon』SPEAKING OF NOWより
ジャコ・パストリアス以来の超絶エレキベーシストとして注目のリチャードボナ、彼のヴォイシングが主役のこの曲ではメセニーのギタ−はむしろ脇役(但し極めて重要な)。全体のまったりムードが電車の中で聞くのにぴったり。

A4-2 荒井由実『中央フリーウェイ』14番目の月より
私の青春ど真ん中ソングです。
ある意味ユーミンは、飛行機雲、MISLIM、14番目の月など初期作品で既に完成されてしまったのかも。

A4-3 松原みき『真夜中のドアー』
フュージョン風の軽快な曲と共に颯爽と登場した松原みき、私も含め多分多くの人にとって一発屋に近い存在だったかもしれません。しかしジャズをベースとした実力には当初から定評がありました。
実際は試行錯誤を繰り返しながら徐々にヒットチャートという音楽の消費市場から離れて行ったという事のようです。一昨年急逝された事が惜しまれます。

A4-4 矢沢永吉『背中ごしのアイラブユー』
以前映画の中で走っていた永ちゃんですが、今でもステージ上を走ってます。友人に誘われて出掛けた武道館ツアーでの観客の熱気に度肝を抜かれて以来、興味の対象に。若い頃の彼には何ら魅力を感じなかったのですが、50代の永ちゃんは格好良い。彼程年を重ねる毎に魅力を増している人は少ないかもしれません。ちょい悪オヤジになるなら彼の様に成りたいものです、無理ですが。
比較的最近のこの曲はいかにも「日本のロック」という感じです。

A4-5 SISSEL『Fire In Your Heart』
リレハンメル冬期オリンピック大会のテーマソング。民族衣装を着て歌うシセル本人と聖火を持って飛ぶジャンパー、テレマークスキーのデモンストレーションが印象に残る開会式でした。

A4-番外 コブクロ『桜』
最近聞いた曲の中では一番ぐっと来た曲かな

A4-番外 オフコース『眠れぬ夜』
昨年の暮れTVで小田和正氏が歌っているのを見て、かつてこの曲が好きで良く聞いていた事、オフコースの曲であった事を思い出しました。改めて詞の内容をよく聞くとなかなか深刻な状況なのですね(笑)。

A4-番外 ケイコ・リー『FOREVER』Vitamin Kより
日本の粘着系ジヤズボーカリストとしては綾戸智絵の人気が高いのですが、私的には断然ケイコ・リー。ほぼ全ての曲を英語で歌う彼女ですが、この曲の歌詞は言い回しに深みがあります。

A4-番外 原田知世『I Could be Free』I Could be Freeより
且つての「時をかける少女」、今や中堅女優。ある年代の方は(バブル期にスキー場通いを経験した事の有る方なら尚更)その名前にある種の感慨を抱く人も多いかも知れない。これはプロデューサー、トーレ・ヨハンソンの下で日本人による北欧系POPシンガーというジャンルを開拓した作品。

Q5 Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す5人)
A5 これは難しい、バトンを渡されてから大分経ってしまったので遠慮しておきます。どなたか受け取っていただけると良いのですが。

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エスビョルン・スヴェンソントリオライブ

ヨーロッパで数々のジャズ賞を受賞しているスェーデン出身の注目ジャズグループ「エスビョルン・スベンソントリオ=EST」のライブに行ってきました。
ヨーロッパで大人気とは言え日本での知名度はまだまだ、しかしながらこの日の渋谷オーチャードホールはほぼ満員の盛況ぶりでした。
開演時間を10分程度過ぎて会場に到着。既に一曲目が始まっており外で待機。どうやら時間通りきっちりと始まったらしい、さすがは北欧ゲルマン人、と妙なところに感心する。
彼等の演奏は現地ではプログレッシブジャズと呼ばれて従来のジャズとはやや一線を画し、むしろロックやポップスと同列に扱われているそうだ。確かにダン・ベルグランドのウッドベースやエスビョルン・スヴェンソンのピアノが演奏途中そのままエレキベースやシンセサイザーに変貌し、且つそれがめちゃくちゃ歪んだ音を奏でるところなど非常に前衛的でむしろロック的あったりもする。この辺はパットメセニーグループにも言える事だが、そもそも現代ではジャズとそれ以外のポピュラー音楽を別ける基準は曖昧で、本人達がどう思っているか、あるいは何を継承しているかの違いでしかないのだから、彼等もまた「前衛的なジャズ」で充分なのではないかと思う。
パットメセニーと言えばESTの音楽はドイツのジャズ&クラシックレーベルであるECMに在籍していた初期のメセニーに通じるものがある。「ウオーターカラーズ」などの雰囲気。勿論私自身彼らのECM時代の曲を全て聞いている訳ではなく、むしろ知らない曲の方が多いのであり、即断は出来ないのだが、アメリカ人でありながら且つてその様にヨーロッパジャズの影響下にあったメセニーなのだから当然では有るが、思索的で漂う様な、それでいて硬質で且つメロディアな音楽は、苦しそうな演奏スタイルも似ていてピアノとギターの違いこそあれどこか似ている気がするのだ。

全ての曲でキラキラと輝く静かな北欧の夏の海や深い森の風景が脳裏に浮かんで来る。マグナス・オストロムが機械の様に正確且つ変幻自在ななリズムを叩き、ダン・ベルグランドの挑発的なウッドベースがハードロックのギター顔負けのサウンドを披露、エスビョルンのピアノがあくまで柔らかくやさしいメロディーで呼応する。。と言う具合にアンサンブルはかなり高い次元で完成されていて演奏力も非常に高い、この辺りはジャズプレイヤーならではと言えるだろう。ライブは途中20分の休憩を挟んでの二分構成でしたが、休憩時間に飲んだビールの影響か後半睡魔が襲って来た。演奏が退屈だったのでは無く、気持ちよかったからなのだが、後ろの席からもスースー言う息使いが聞こえて来て思わず苦笑する(実際にはかなり気になる)。途中何度か挟まれたMCからは彼等の北欧人らしいシャイな人柄が偲ばれた。

販売コーナーで彼等の最新アルバムを購入。購入特典ということでライブ終了後サイン会が行われ3人のサインを頂く。良い演奏を聞かせてくれたお礼に「サンキュー」の言葉と握手を交わして会場を後にした。
est


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THE WAY UPツアー

先々週の金曜日(4/22)、待ちに待ったパットメセニーグループ東京公演に行って来ました。やや日が経ってしまったので新鮮味はいま一つかもしれませんがおつきあいを。

私がPMGのファンになる切っ掛けとなった1985年の(もう10年も前か・・と、ひとしきり感慨)ウィ・リブ・ヒアーツアーも素晴らしかったのですが、今回はここ数年のツアーの中では、演出、演奏力、構成等々全ての面において最高の完成度だったのではないかと思う。期待に違わぬ圧巻のステージでした。

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パットメセニーグループ『THE WAY UP』

pmg_the_way_upパットメセニーグループの新作
『THE WAY UP』。
日本盤の発売は9日なので輸入盤を購入。



先ずはジャケットが
1、 真中の柱が赤
2、 真中の柱がハゲかかった赤
3、 真中の柱が黄色
と3パターン有るので選択に迷う(笑)

Amazonのレビューを見ると『PMGの集大成』『最高傑作』という賛辞の一方で『マンネリの極致』と評価はまっぷたつでやや不安になるも、
実際に聞いて見た印象はファンの期待を裏切らない美味しい所がたっぷり詰まった快心作でした。
本来は1曲として作られた68分の曲を便宜上4楽章に分けた壮大な組曲構成(日本盤は72分)。
スピード感溢れるドラムにメセニーのギターが絡む軽快なプロローグ。
どなたかのブログで「地上5メートルを物凄い速度で滑って行くような、、、」という様な面白い表現をされていたが確かにそんな感じかもしれない。
とにかく音が多彩で「めくるめく展開」という表現がぴったり。
メンバーからリチャード・ボナが抜け、ヴォイシングが大幅に減少してしまったが、逆に全体的な印象は80年代後半から90年代初頭あたりの作品の雰囲気を更に昇華させた感じになったかな。。
確かにある意味マンネリと言えない事もないが、"極めて完成度が高い"マンネリ、だれにも真似の出来ないマンネリだ。
ライブでは更にスケールアップする事は間違い無い。
楽しみです。

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