スポーツ

眠れぬ夜

眠れぬ夜、といってもオフコースの名曲では無い。日本にとってのサッカーW杯ドイツ大会が終わってしまうのか、はたまた14強に残れるか、何処かのTV局のお題目ならぬ正真正銘の『絶対負けられない闘い』が数時間後に迫っている。それにしても一戦たりとも気の抜ける試合が無いのだから見ている方も疲れる。代表が出場している訳でもない中国では深夜のTV中継の見過ぎで過労死する人間が現れたり、同じくW杯には縁遠いタイでも大会期間中は、早朝の托鉢に出る僧侶の数が減るそうだ。いずれにせよ数時間後には結果が明らかになる。仮に負けたとしても所詮相手は優勝候補、全力でぶつかって行き一泡吹かせてもらいたい。多少泥臭かろうとドブ臭かろうと勝利は勝利だ!。
ところでサッカーの影に隠れて今ひとつ目立たなくなってしまったものの、プロ野球の交流戦が今年もロッテの優勝で幕を閉じました。長年『優勝』という言葉からは最も遠い所にいた地元チームの2年連続での優勝、他球団や特に一部のセ・リーグのファンからは馬鹿にされ続けたチームだけに満足感と同時にしてやったりという気持ち、何とも知れぬ感慨を覚えます。
と、贔屓チームの優勝は喜ばしいのだが、一方で交流戦の運営方法に付いては改善の必要が有る様に感じます。先ず開催期間が少々長過ぎる。試合数は良いとしても1ヶ月連続ではさすがに飽きが来る。夏と秋二回に分けるとか、シーズン終盤に日本シリーズ(決勝トーナメント)出場チームを決める為の交流戦を兼ねた12球団シャッフルしてのリーグ戦を行うとか、如何だろうか。

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WBCへの感謝と不満

日韓戦の最高瞬間視聴率が関東地区で50.3%、関西地区で47.7%だったとか。
プロ野球人気の長期低落傾向が顕著となり野球中継が低迷する中、野球というスポーツの在り方、可能性についていろいろ考えさせられる数字だと思う。
私自身もペナントレースではお目にかかれない選手達の鬼気迫る気合いに感動し、日本チームの猛攻に溜飲を下げた一人。キューバは手強い相手でしょうがこの勢いで突っ走って欲しいものです。

日本チームのサポーター諸兄もこのめまぐるしい日程に合わせてよくぞ駆けつけてくれたと思う一方で、敗色濃厚でもめげずに応援し続ける韓国サポーターにもエールを送りたい気持ちでした。
それにしてもこの大会、初回故仕方が無い部分があるとはいえ、審判の質、トーナメントの組み合わせの不自然さ、開催時期の悪さ、主催国アメリカチームのふがいなさ等々改善点山積だったようにも思える。この反省点を踏まえて次回はもっと良い大会にしてもらいたいものです。
おっと、まだ終わっていないのでした。
頑張れニッポン!。

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値千金

DVDに録画しておいたオリンピックフィギアスケート女子フリーの中継をようやく見ている。
荒川選手の金メダルの演技は技術、芸術性の調和が見事で、演技内容、衣装、音楽に至るまで全てがシンクロしており、話題のイナバウアー以外の部分にも個性がさりげなく表現されていて確かにすばらしいものだった。
一方「銀盤の女王」スルツカヤ選手にも悲願の金メダルを取らせてあげたい気もするのだが、本人がプレッシャーに負けてしまったのだから仕方が無い、ことあるごとに「運命」を口にするという彼女、それは彼女自身が一番良く解っている事だろう。

大会期間中の読売新聞スポーツ欄に「冬の詩」と題したコラムが連載されていた。連載はアルベルト・トンバ氏の寄稿を最後に大会とともに終了したのだが、荒川選手が金メダルを獲得した翌日の25日、漫画家の槙村さとるという人の文章が印象に残った。
氏は上に行く程リラックス、下に行く程緊張という副交感神経の活動を縦軸に、左は不活発、右は活発という交感神経の働きを横軸に取って人間の自律神経の有り様を分類している。
チャートの左上は「遊びとゆるみのゾーン」
左下は「ウツゾーン」(鬱と表記していない)
右下は「頑張りゾーン」(プレッシャーに負けてしまうアスリートの精神状態はこのゾーンらしい)
右上が「クリエイティブゾーン」最高に集中しながらリラックスしている状態。
同時に他者へと向かうエネルギーの強さを「華」と称して、フィギアスケートのような採点競技で勝つ為には「実力」に加えて「リラックス」+「華」が必要だと言う事。当たり前のようだがあらためて分析してみるととても面白い。加えて氏は「運」もまた日頃の生き方によってコントロール出来ると言う。宗教的な意味では無く、ややこしい生き方をしない、と言う事だ。
今大会で悪運に見舞われたジャンプの原田選手やアルペンの佐々木選手には幸運を招く何かが欠けていた、ということだろうか。
そういえばアルペンスラロームで4位となった皆川賢太郎選手はスタートの時笑っていたそうだ。

さて演技を通して見ると必ずしも下位の選手がひどいのかというと、皆それぞれの国の代表なのだから当然だがそんな事は決して無い。
特に1番目に滑ったイタリアのシルビア・フォンタナは引退後、今大会の為に復帰して来た選手(何と音楽はトゥーランドット)、技術の完成度は荒川選手に及ばないかも知れないがオリンピックの大舞台で滑る喜びのオーラが全身から溢れていて感動してしまった。まさにトップバッターを飾るに相応しい滑りだったように思う。

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北海道マラソンTV観戦

日曜日の昼下がり、北海道マラソン後半戦の様子をテレビで観戦した。
湿度が低く爽やかな北海道の夏は(蒸し暑い関東に比べれば本当に天国)、真冬の関東よりマラソンに向いているかもしれない。
サブ・フォ−レベルの一般市民ランナーも参加する大きな大会らしいのだが、やはり注目はエリートランナーの成績。それも女子が脚光を浴びるのは昨今の国際大会での結果を見れば致し方ないところ(先日のヘルシンキ世界陸上では男子の頑張りが光っていたが)
大会新記録をたたき出しての連続優勝を果たし、小出監督というカリスマ指導者の下を離れてもなをその存在感をアピールした千葉真子選手も立派だが、私が注目していたのは今回一般ランナーとして参加していた市橋有里選手の成績だ。天才ランナーと言われながらもやや早めにオリンピックという檜舞台を与えられてしまった事で、しかも只ひとりいち早く内定を貰った事で心無い中傷なども受け、結果燃え尽きてしまった感のあった市橋だったが、今回奇しくもシドニーオリンピックの順位と同じ15位での完走を果たした事で改めて競技者としてのスタートラインに立ち戻ったとも言える。本人にとっても完走は自信に繋がったようで、TV中継に映る事こそなかったものの、競技ランナーとしての決意を新たにした様子が新聞などで報道されています。
年令もまだ27才、ランナーとしてはこれからがまさに円熟期でもある訳で、頑張ってもらいたいものです。

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日本、イランに一敗を喫する

『日本、ペルシャ帝国に敗北』

本当は『日本、ペルシャ帝国を撃破!!』
と書きたいところだが、負けてしまいました。
どこかのスポーツニュースで放送されていた街角インタビューで、「2対1でイランの勝ちだ〜」とはしゃいでいたテヘランの親父の言う通りになってしまったではないか〜。

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世界フィギアを見て

世界フィギア(フィギアスケート世界選手権)を見ていました。
日本人三選手がメダルを逃したのは残念だったが、まあトリノオリンピックの出場枠を三つ獲得出来たので、ひとまずは良しとしたい。ある意味トリノという本番に向けてモチベーションを維持する為に、却って良かったかもしれない。

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山口衛里選手引退

昨日新聞のスポーツ欄に出ていた小さなニュース。

女子マラソンの山口衛里選手(天満屋)が現役引退を決意。

山口衛里と言えば御存じの通り、2000年のシドニーオリンピック女子マラソン代表として高橋尚子、市橋有里と共に出場、一旦は下位に落ちたものの最終的には7位完走の粘りを見せ、高橋尚子選手の金メダル、市橋有里選手の序盤の粘りとともに日本で応援する我々を大いに楽しませてくれた立役者だ。
レース途中の日本人3人によるドリンクの回し飲みという微笑ましいエピソードも有名だが、同時に個人競技の厳しさも見せて貰った。一見天真爛漫な雰囲気ながら実は剛直な高橋、天才肌で寡黙、クールな市橋、お茶目だが大人の雰囲気を持つ山口と印象も三者三様で私自身の期待度も昨年のアテネの時以上に高かったのだった。

アテネで金メダルを獲得した野口みずき選手の苦労話(チームハローワーク)は有名だが、山口選手もまた苦労人だ。高校では先生の厳しい指導に晒されながら脇役として後輩を引っ張り、社会人となってからは所属していたダイエー陸上部が廃部、母校のグランドを借りてトレーニングを続けながらの職探し、天満屋入社後に頭角を表して遂にオリンピック出場権を手中に納め。世界を相手にしての7位である。

シドニーオリンピック後は故障続きでアテネへの挑戦もままならなかった模様。結局は三人揃ってマラソンでのオリンピック2大会連続出場の難しさを証明する結果となってしまった。
引退後は短大でスポーツ医学や運動学を学び、将来は健康スポーツ振興に係わる仕事に就きたいとの事。現役で走る姿を見られないのは残念だが、おつかれさま、これからも頑張って下さい。と世界の片隅からのエールを送りたい。

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女子ゴルフW Cupで日本チーム優勝

南アフリカで開催されていた女子ゴルフワールドカップで宮里藍、北田瑠衣選手による日本チームが優勝したとの事。

私自身はゴルフをやらないので、この勝利が意味するところ、重みが良く解らないのだがワールドカップと名が付くのだから凄い事に間違いはなかろう。加えてこの大会、今回が第一回目だそうだ。第一回大会を制した選手として二人の名は大会が続く限り記憶され続ける訳で、当人達にとって、あるいは日本のゴルフファンにとってこれほど嬉しい事はないだろう。
かつては乱開発、接待ゴルフ、会員券ビジネス、格好悪いゴルフウェア(笑)等々ゴルフをとりまくイメージはマイナス要素ばかりで、縁の無い人間にとっては憧憬と軽蔑の入り交じった対象でしかなかったかと思うが、バブル崩壊とともに泡沫的要素は泡と消え、スマートで健全なスポーツ、レジャーとして語られる様になった事はゴルフ部外者の私としてもとても喜ばしい。

加えて、まったく評論家の受け売りになってしまう上に月並みな感想だが、世界の中で活躍出来る日本発の「国際人」アスリートが続々と育っている事はとても素晴らしい事だと思う。

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国際化してゆく大相撲

白が青に勝って金(星)を獲得!
今場所も磐石の強さを誇り全勝を守っていた朝青竜が同じモンゴル出身の白鵬に一敗を食らった。日本人力士の不甲斐なさは問題だがモンゴル勢の強さは間違い無く本物だ。以前のハワイ、トンガ勢からモンゴル、ロシア、グルジア、韓国と全体的にはまだ少ないものの大相撲の国際化は止まらない、いや止めてはならない。伝統が失われると危惧する向きも有ろう、剣道の様にかたくなに伝統や民族性に固執するのも一つの道だとは思うがやはりマイナー競技の域を出る事はないだろう。私は大相撲力士の国際化に大賛成。伝統はルールやセレモニーの在り方でしっかり守ってゆけば良い、言うならば“洋魂和才”。大相撲の土俵がK1やプライドのリングの様に華やかになるのも楽しいではないか。

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ジャイアンツファンファスタの記事に思う

昨日、東京ドームで読売ジャイアンツのファンフェスタという催しが有り、5万人もの観客が詰めかけたそうだ。しかも前夜には300人の徹夜行列まで発生したらしい。これだけでも結構な驚きだが、その観客の大多数が清原選手目当てだったというので2度びっくりだ。ジャイアンツファンでもなく野球自体それ程詳しい訳でもない自分にはかつて西武ライオンズの主砲として活躍した後、阪神タイガースから「縦ジマを横ジマにしても良いから」と懇願されたのにも関わらず少年時代からの夢であったという巨人に移籍、ジャイアンツファンからの絶大な人気と4億を越える破格の年棒、オフシーズンの豊富な話題とは裏腹に出場すればすぐに怪我をして戦力外、2000本安打を目前にしてベンチウォーマーと化している仕様もない奴。という印象なのだが、一方ファンにとっては努力の人と写るのだろう。ここへ来てさすがの球団も本気でリストラを考え始めたようで、サラリーマンの肩叩きにも似たやや意地悪な球団代表の発言をTVのスポーツニュースで目にするようになった。で、移籍か残留かと言う事になっており、先の5万人のファンによる残留コールと言う事になったようだ。ひと昔前に比べてすっかり小粒となったジャイアンツ選手の中では、臥体、存在感とも一際大きい清原選手を応援したいファンの気持ちも解らないでは無いし、金の事ばかりこだわるのも嫌だが結果として1打席当たり1000万円もの年棒を頂戴してあの程度の活躍ではリストラ対象となるのも無理は無い。CMなどで「みなメジャーメジャーじゃないですか、私は日本で頑張る」みたいな事を言っとるが、今の彼がメジャーで通用するわけが無いじゃないか。これではジャイアンツ門外漢の私としてもさすがに堀内監督始めとするフロント陣の肩を持ちたくなってくる。もっとも私が心情的に応援しているマリーンズにもジョニー黒木という似たような境遇のナイスガイがいるので他人様の事はとやかく言えないのだが。。。
それにしても懸念されるのはインターネットなどの未成熟なメディアを通じて形成される贔屓の引き倒しにも似たファンの集団心理だ。娯楽であるプロ野球の事なので目くじらをたてる事では無いかも知れないが、ごく最近特に顕著になったいやーな感じのする社会現象がまたもや再燃されそうな気もしないでもない。今後大きくなった清原ファンの声を球団としても無視する事は出来なくなるだろうが、一方で記憶に新しい球団の合併、再編問題の原因の一つは一部選手の年棒高騰に有った筈、ジャイアンツという金銭的に恵まれた球団でさえその流れに抗する事は許されない時代になっているに違い無い。高額年棒とファン心理を天秤にかければどちらに転んでも双方禍根を残しそうである。あと一年の契約期間を残した彼が残留するのは自由だと思うが、ならば敢えて年棒の大幅ダウンを受け入れ、再度の残留か移籍、はたまた引退を賭けた“本当の頑張り”を見せるべきだと思う。ところで清原選手の古巣である西武ライオンズは親会社の失態によって身売り、合併、消滅という危機に瀕している。ここはひとつ御恩返しに球団ごと買い取って共同でオーナーになる、というのは如何だろうか。

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