パソコン・インターネット

ウイルス顛末記

最近ココログが酷い事になっている。ココログフリーの登場によって生じた在来サービスとの機能逆転現象の是正後、長らく続いた画面表示の不具合はようやく解消されたものの、接続の遅さは如何ともし難い。最近では自分のブログを閲覧出来ない事も間々有る、完全なヘタレ状態だ。
聞くところに拠るとフリー、ベーシック、プラス、プロ合わせて22万人もの利用者を擁するココログは単独のブログサービスとしては世界最大級なのだそう。以前はトップページの新着記事一覧へ載る事もさほど難しい事では無かったが、爆発的に利用者が増えたでは宝くじに当たるようなものかも知れない。

話変わって。
最近ある中小企業に転職したのだが、先日その職場の同僚、Sさんの使用しているパソコンがウイルスにやられてしまった。
しかも数あるコンピュータウィルスの中でも最悪の「ボット」という奴で、遠隔操作され、何万と言う仲間を道づれにしながら自爆するというゾンビのような代物。Macがメインの自分としては本格的にウイルスに晒されたPCを目の当たりにしたのは始めてだ。でもって「こりゃ洒落にならんわ」と認識を新たにしたのでした。以下はその顛末、長文につき御注意ください。

私の近くの席に座る齢60代のSさん、メカ好きなのにも係わらずPCはワープロ、表計算が何とか打てるレベル、インターネット閲覧やメールのやり取りはこなせるがイレギュラーなイベントには対処出来ない。つまりウイルスの攻撃には無防備だ。
しかも会社全体がコンピュータウイルスに対する認識が薄い。

第一日目【感染】:「何だろう?ちょっと見てくれない?」といわれてSさんの画面を覗くと見なれたウェブブラうザーの画面が何故か英文表記になっている。誤操作などした覚えは無いらしい。設定をいろいろいじくっても解決せず、仲間からは「Sさん変なサイト行ってウイルスでも持って来たんじゃないのガッハッハ」と冗談半分にからかわれていたのだが、冗談でない事は数日の後判明したのだった。

第二日目【潜伏】:「何だろう?ちょっと見てくれない?」昨日の文面と同じだが、そういわれて彼の画面を覗くと何やら怪し気な英語版のウィルスチェックソフトが稼動しており、深刻そうな雰囲気の英語の警告が表示されている『あなたのコンピュータが進入を受けているで注意!対策を施して下さい』と訳せる。と、ここで重大な事態に気が着かなければ成らなかったのだが、何だか嘘臭い英語の警告文を真面目に受け取らなかった私も迂闊だった、「Sさんもしかすると本当にウイルスかもしれない、気をつけた方が良いですよ」PCに疎いSさんにその一言ですませてしまった。

第三日目【発症】:午前中全員のインターネットが使用不能となる。ルーターやADSLモデムの再起動を試みるが駄目でプロバイダーへ訪問修理を依頼。その間SさんのPCはいよいよ動かなくなり、モデムのパイロットランプは一昔前のパチンコ屋の看板宜しく流れ点滅状態。10年前のホリエモンを思わせる修理のニイチャンが壊れたモデムを新品に交換。何とかインターネットは使える様になったのだが・・・
この頃にはさすがに誰もがSさんのPCに何か問題があるのでは?と思い始めていた。おのおのウイルスチェックを試みるも問題無し、しかし肝心のSさんのPCは半フリーズ状態でお手上げ。なにも出来ないまま終業時間が近付いていた。とそこへプロバイダーから一本の電話が、「御社から今日一日だけで3万通のメールが送られて来ています、サーバーがダウンするので接続を一旦停止します」。3万通(@@)!もちろんそんなメールなど出すはずが無い。
事此処に至ってプロバイダーや社会を巻き込む重大な事態に発展しつつ有る事に思い至ったのでした。

第四日目【治療と予防の為に】:本人を始め周りの誰もがうろたえるばかりの間、コンピュータウィルスはPCを乗っ取り、ゾンビ化したPCは誰彼構わずスパムメールを発信しまくった挙げ句自爆してしまう。全く厄介な代物だ。
騒動の後、早速全てのパソコンにウイルスチェックソフトがインストールされたのは言う間でもありません。

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Mac mini登場

Macユーザーの方々には既に御存じだと思われますが、アップルコンピュータから「Mac mini」という新製品が発表されました。

http://www.apple.com/jp/macmini/


Macユーザーの端くれでありながらMac情報に疎い私にとって、アップル社の新製品情報は常に突然もたらされるのですが。先のiMacG5は自己完結型の製品で、高性能低価格ではあってもインパクト的には今一つ。一方こいつはいつもに増してサプライズな新製品登場でありました。
写真を見て先ず目を引くのが165mm×165mm×50mmというその形状と大きさ。以前にもG4キューブで気を吐いてはいたが、小さなコンピュータを見なれた現代人にも、一見して「これ何?」と思わせる弁当箱サイズ。
加えて¥59,000弱という低価格PC並みの価格の安さ。
さらに成る程〜と思わせるのがその柔軟性。
DOS/Vパソコンのモニターやキーボードをこの弁当箱に繋ぎ変えるだけでそのままMacとして使えてしまうらしいのです。
Windowsユーザーに対して、新たに¥59000弱+αの出費で手軽にサブ機としてMac環境の追加を促し、あわ良くばMacに乗り換えてもらおうという超戦略的新製品と言えるのではないでしょうか。願わくばあと一万円の値引きを期待したいところです。

Win、Mac双方を使用する機会の多いMacユーザーには両者のユーザインターフェイスの優劣は一目瞭然ですが。一方Win しか使う機会のない環境下にあり、物欲と好奇心旺盛なPCユーザーにMacOSの使い勝手をアピールするのに最適な製品と言え、実際アップル社の狙いもその辺に有るものと思われます。
そこまで行かなくても、このサイズなら出張先などに持ち込んでWindowsPCと繋ぎ変えてみたり、既存のモニターやキーボードを使って省スペースPCが組める等今までアップルのラインナップに欠けていた要素でMacユーザーにとってもメリットは大きいと思われます。
プロセッサはG4で、最新のG5に比べれば1ランク落ちるが、サブ機としての位置付けや価格面での有利さを考えての選択でしょう。実際基本性能に関しては私のメイン機であるどデカイPowerMacG4/400Mhzよりも高性能なわけで、当初の購入価格の倍近くのお金をかけて能力を維持させている事を考えれば、いっそ買い変えた方が良いのでは?と思わせるものが有ります。

Xserver、ipod、iMac、そしてMac mini と、アンチ互換器戦略がようやく一定の成果を上げ始めたのかな、とも感じられる色とりどりのラインナップには、アップルの本気度が感じられてちょっと楽しみではあります。
mac_mini_photo

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