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August 2009

政党の劣化

日曜日はいよいよ衆議院選挙です。
最近は選挙運動も様変わりしてきたようで、以前のような選挙カーによる名前の連呼を殆ど見かける事がありません。まあ静かなのは結構なのですが「本当に選挙やってるの?」という印象。
一方で盛んなのが所謂マニフェストの配布とネットですが、各政党では選挙公示後もHPの更新が行われていて問題視されているようです。
金のかからないネットでの選挙活動が禁止されているというのも随分と理不尽な話ではありますが、
悪法といえども法は法。無視してしまうのは如何な物かと主要政党のHPを覗いて閉口してしまった。

自民党のHPがひどいのだ。
今までに例を見ないネガティブキャンペーンのオンパレードで
ネット上に信憑性も定かでないうわさ話を流すサイトや
ネットウヨクと呼ばれている人々の巣窟といった様でもある。
普通の有権者は引くだろう。
これが50年間与党であり続けた政党なのか?。
社会党に続いて自民党。嘗ての大政党の崩壊を目の当たりにしているという事だろうか。

ところで最近、「保守」という言葉をやたら耳にするのだがどうしたものか。
私などは「保守主義」という字面からはどうしてもネガティブなイメージが拭い去れないのだが
「保守」の反対語が「リベラル」とされる風潮もどうも納得いかない。
「保守」の反対語は「革新」であり、
自由主義、寛容を意味する「リベラル」の対極は不寛容。
言い換えれば全体主義とか国粋主義ではないかだろうか?

時代や環境の変化に応じて柔軟に対応しながら日本の立ち位置を保持する、というのが保守政治の一つの在り方だとすれば、(ネット情報の受け売りではありますが)従来の自民党政治はこちら。
弊害は数え切れないものの、官僚主義、55年体制と共に戦後の日本を牽引してきた功績は認めざるを得ないと思う。

一方最近は一部に国粋主義、一国主義の保守が蔓延しつつあるようだ。
というよりむしろ「保守」という言葉が国粋主義の隠れ蓑となっている感もある。
彼らは従来からある「保守本流」をむしろ軽蔑し、
自分たちこそ「真の保守」だ、なんて自画自賛してしまうのが特徴だ。

だいたいからして人間個々人の頭の中を白黒はっきり別けられる筈も無く、だれしも二律背反は当たり前。
自分だって基本はリベラルではあるが、一面保守的でもある。
政治も有る面では保守であっても改めるべきは革新でなければならないでしょう
右にしろ左にしろ一つの考えに凝り固まっている奴の言葉など到底信じられない。

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