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February 2009

東京雪

昨晩からしとしとと降り続いていた雨が雪に変わって、千葉も東京も(多分神奈川も埼玉も)ようやくの初雪となりました。
最近は暖かい冬が当たり前のようになってしまったのでいまひとつピンとこなくなってしまったが、統計によると1960~70年代くらいまで東京の雪は「春に降る」ものだったのだとか。確かに自分の子供時分(昭和30~40年代)は2月3月に大きな雪だるまが作れるくらいの大雪がしばしば降っていたような気がしないでもない。
都市化による影響もあるのか、首都圏では大寒あたりでしか雪は降らなくなってしまったようだ。そんなわけである意味久しぶりの「正当派東京雪」でした。

ところで
邦画「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞に。同じく「積み木の家」が短編アニメーション賞に選ばれるという歴史的快挙から早5日が経ちました。
私自身は両作品ともまだ未見なので何とも言えないのですが先ずは目出度い。
特に「おくりびと」はDeparture(出発)という英題が暗示しているように、大不況下で疲弊したアメリカ人にとっては、「変革」と言う強いメッセージともに、誰にでも平等に訪れる死に際しての「やさしさ」や「救い」、新たな価値観への「旅立ち」が何よりも価値あるものと感じられたのかもしれません。
そんな思いには洋の東西はないはず。
そもそも民族、人種によって価値観やものの見方が大きく変わっていたら会話が成立しないし、一応外国人との間でも会話が成立するって事は国や言葉が違ってもホモサピエンスの考え方に大差は無いって事でしょうか?。

早いもので間もなく3月ですが。
去る1月には母方の長兄である叔父が90歳で他界しました。
悲しい事では有るが天寿を全うしたと思うならむしろ目出度い事なのかもしれません。
とはいえ、記憶の中で堂々とした体躯だった叔父が、すっかりやせこけて横たわっている姿にはやはり後戻り出来ない時間の流れの残酷さと厳しさを感じずには居られませんでした。
そして、故人と対峙しても嫌な顔一つせず(仕事だから当然でしょうが)きびきびと働く葬儀社の経営者(社長自ら現場に出ている)の姿に感銘を受けた直後だったのです。
「おくりびと」。DVDで見てみようと思います。

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