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抜書き正月特番1

例年とおり今年もまた、TVから流れる除夜の鐘を聴きながら新年を迎える。
今回は大晦日に体調を崩してしまった為、久しぶりに長く取れた休みも前半はやや引きこもり気味。自宅でTVを見ている時間も多かったのですが、それらのうち印象に残った番組について少しだけ感想文を書いておこうと思います。

1/2〜3:『箱根駅伝』
中継を全部見てしまうとそれだけでもう正月が終わっているという、有る意味『魔』の番組なのですが、見てしまいました。今年は大会始まって以来の3校途中棄権というサバイバルレースとなった事はご存知の通り。とりもなおさず競技内容の厳しさを物語っているがそれ自体は置くとして、自分が毎年目を見張るのがスタートからゴールまでまったく途切れる事のない沿道の応援だ。人口の多い街中や観光スポットはともかくとしても、ちょっと人が住んで居るとは思えない山中にまで応援の小旗を降っている人がおり、それがまた年を追う毎に増えている様に見えるのは感心を通り越してやや呆れてしまう感無きにしもあらず。自分も「国際千葉駅伝」のコースが自宅近くを通るため沿道で応援するのだが、それとは全く比較にならない人出。それだけこの大会が国民的関心事となっているという事だが、母校の襷を途切れさせまいと頑張る選手達、シード権を巡っての争い、無念の繰り上げスタート等々、我々に感動を与え、はらはらさせる仕掛けの数々が参加する学生達にも高いモチベーションを与える一方で、高まり過ぎた観衆の期待が選手達に重圧を与える事は無いのだろうか?。
ともあれ今年は密かに応援していた学連選抜チームが本気の走りで3位に食い込んだのは嬉しい結果でした。
(追記)
帰省中だった職場の同僚は小田原中継所で応援していたとのこと、「皆早いので驚いた」と言っております。

1/3:『ローマ帝国1000年史』
塩野七生氏の著書「ローマ人の物語」を軸に序盤のハイライトとも言うべきローマの建国から拡大に至る道、ハンニバルとの闘い、ユリウスカエサルによる改革、ネロが暴君となった理由などが二人のレポーターによる現地レポートと再現ドラマなどで紹介されて行くなんと4時間半にも及ぶ歴史バラエティ。
とてもじゃないが全部を通しで見る事は出来ず、HD録画しながら3分の2程度を視聴した。
それでも1000年に及ぶ古代ローマ史を全て紹介するのは難しいのか、はしょった部分も少なく無いが、剣闘士試合やポンペイの滅亡といった良く知られたエピソードではなく、建国から内政の混乱、政治改革といった現代に通じる原作のエッセンスを上手く抽出し、世界史や古代ローマ史に詳しく無い人にも通史として無理なく理解出来る労作だったのでは無いかと思う。
途中要所要所を締めるBBC制作による(らしい)再現ドラマはなかなか良い出来だが、一方でBBCとTBSによる共同制作を強調し、この番組の為にドラマを制作したような印象を感じさせている割には鐙も鞍も使わない古代の乗馬の難しさを紹介した直後に登場するドラマでは全ての騎馬にしっかりと鐙が装着されているのが御愛嬌。
どうやらBBCの制作による歴史ドラマを再編集したというのが本当の所らしい。英国のベテラン俳優が出演する重厚感のあるドラマだが、こういう細かい点が気になり出すと止まらないのです。

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