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黒川記章氏亡くなる

建築家黒川記章氏の突然の訃報。結構な御歳とはいえ先の東京都知事選挙、参議院選挙と意気軒昂な姿を見せていただけにちょっと驚きました。
この人は言うまでもなく戦後、高度成長期の日本を引っ張った代表的建築家の一人であり、あの大坂万博を盛り上げたクリエイタ−集団の構成メンバーでもあった訳ですが、まさに日本の戦後復興から高度成長期にかけてのダイナミックな変革と成長の時代に生き、且つその時代であればこそ輝いた人、と言えるのかもしれません。
失われた10年を経てもなを停滞期が続いている現代日本では、建築理論や思想をリアルに反映させる余裕など殆ど無いようにも思われます。その意味で氏の建築論が現在では日本よりも中東や東南アジア諸国で受け入れられているというのも宜なるかな、という気がしないでもない。まあその辺りは私の思い違いかも知れず、間違っていたらすいません。
それにしても都市の新陳代謝という考え方に基づいて、設備の更新を容易にする事を意図して設計されたという東京の「中銀カプセルタワー」の解体理由が「設備の老朽化」というのでは笑い話にもなりません。
現代建築、それも商業建築の宿命と言えばそれまでですが、建築家の代表作と言われるような作品は案外とあっけなく消滅していたりするもののようです。

それにしても建築の仕事だけしていれば押しも押されもせぬ大先生である筈の氏が、なぜあのような醜態?を晒してまで政界進出にこだわったのか、今となっては本人と奥様しか知らない謎なんでしょうが、昨今のモラル破壊や環境破壊に対するこの人なりの遺言、警告を残しておきたい、という思いだったのかもしれません。普通人の理解を超えた地平に立っていた人なので真相は解りませんが・・
という訳で 共生新党は何処へ?

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