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December 2006

NEW STANDARD

熱烈ファンの友人に誘われて、今年も矢沢永吉の武道館コンサートに行ってきました。
年末恒例の武道館コンサートを封印して小さい会場を回った昨年を除き、かれこれ4回目の「永ちゃん祭り」体験だ。
表題の通り今年は「NEW STANDARD ROCK OPERA2」と題してここ数年来の傾向となった“聞かせる”エンターテインメントショウのスタイルを継承しつつ原点回帰のロックンロールをメインに持って来た構成となったか。(遅れて到着したので前半が良く解らないのですが)
アンコールでの会場一体となってのタオル飛ばしや永ちゃんコールは相変わらずで、団塊の世代とは思えない溌溂としたパフォーマンスにも毎回度胆を抜かれる一方、今年の特筆すべき傾向としては観客が普通、というか今まで観客席で目立っていた黄色い人白い人が指折り数えられる程しか居なかった事。
キャロル時代の影を引きずって「成り上がり」「不良のカリスマ」のイメージがなかなか抜けないE.YAZAWAだが、此所ヘ来てコアなファンの高年齢化と入れ替わる様に、普通の音楽ファンが増えてきたという事なのかもしれない。
ちなみに今回、且つて白服、黄服軍団だったというファンの話を聞く機会が有ったのだが、さすがに今では「恥ずかしくて出来ない」そうである。

その思いを観客が気がついたかどうか解らない、私自身もその場では気がつかなかったのだが、メンバー紹介の中で長年演奏を共にしているギタリストを紹介した際、彼の父親が画家であり、稽古の合間に個展の手伝いをしていたというエピソードを少しうらやましく思った事として紹介していた。広島出身の氏は確か父親を原爆の後遺症で亡くしている筈である。

さて此所からはまったくの余談だが、あの薄毛隠しの鋭角M字へア、男女問わず一万人のファンを一体化させてしまうカリスマ性、トラブルにも動じない余裕、その一方で周到に事を進める細心さ、内に秘めた感傷etc。。。何となく古代ローマの英傑、あの「カエサル=シーザー」のイメージがダブってしまう。こんな妄想をしているのは私だけ?
塩野七生先生なら彼をどう評価するだろうか。

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Have yourself a Merry little Christmas

今年のクリスマスも何ごとも無く過ぎて行く。
「何ごとも無い」事の大切さをじっくりと噛み締めたい気分のこの頃です。

Have yourself a Merry little Christmas「雪の中のもう1人の放浪者」より。
先日、例に拠って深夜まで続いた現場の帰り道、車の中で聞くとは無しに聞いていたFMラジオで大貫妙子氏が紹介していたのがこの曲。
アメリカの女性シンガーソングライター、エイミーマンによる定番クリスマスソングのカヴァー??だ。
カヴァーという表現が正しいのかどうか解らないが、巷に流れるチャラチャラしたクリスマスソングに耐えられなくなったら是非。幸せを噛み締めるような歌詞と裏腹の凄み(大貫氏談)とせつなさの漂う70年代?風の曲調が新鮮。
思えばラストクリスマスがどうたらこうたらと、クリスマスソングが何かやたらとチャラチャラ、キラキラ、シャンシャンしてしまったのは最近の事で、子供の頃親に買ってもらったレコードから流れて来たクリスマスソングは皆敬けんな雰囲気に溢れていた様な気がする。

『クリスマスがやって来る喜びも、去った後の寂しさも両方一度に聴ける不思議なアルバムです。お家でしっとりクリスマスを過したい方、もしくは寒い屋外でも暖かい気持ちに浸りたい方にはエイミーの声と選曲がぴったり(以下省略)』
とはアルバムのパッケージに添えられたボニーピンク氏による紹介文だが、ピッタリな表現だと思う。

Aimeemann


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