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路傍の花

最近道端で良く見かけるようになったオレンジ色の憎い奴、(古っ!)ではなく可憐な花。ポピー(ヒナゲシ)らしい事はわかるのだが、何の花か調べてみました。同様に気になっている人は多いらしく結構沢山の記事がヒットする。
和名はナガミヒナゲシ、漢字で書くと『長実雛罌粟』。花後に出来る実が長いという事で「長実」と名付けられたようです(一見したところさほど長いとも思えないのだが)。長実はともかく、雛罌粟とは随分難しい漢字です。赤や黄色とケバケバしい色合いの多い園芸種のポピーとは一味違った可憐さと、それでいて雑草と括ってしまうには惜しい柔らかな橙色の良く目立つ花、可憐さとは裏腹にちょっとしたアスファルトの隙間からも花穂を立ち上げる逞しさがなかなか印象的です。
そもそもは地中海原産で日本にやって来たのは1961年頃との事。自宅の周りで見かける様になったのはここ数年の事なので、最近やってきた植物なのかと思っていたら結構古くから咲いているらしい。全国的にどの辺りまで勢力を広げているのか、帰化植物界の先輩格で今や空き地の秋の主役、セイタカアワダチ草と同様に日本の季節を彩る風物誌と成るのかどうかはわかりませんが、少なくとも今、関東の何処へ言ってもゆらゆらと風に揺れる可憐な花を見る事ができるのは確かなようです。

Hinageshi_060514


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