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デジャビュ?

あれ〜最近何処かで見た様な??
ライブドアの堀江“元”社長が逮捕された後、先の衆議院選挙でホリエモンを弟だの息子だのと持ち上げた自民党の責任を野党から突っ込まれた事に対する武部幹事長や竹中大臣、小泉首相の言い訳が構造計算書偽装事件で国会に呼び出された関係者達の証言にそっくりではないか。さしずめ姉歯の役はホリエモンと言ったところだろうか。
“経済界に新風を巻き起こした革命児”“新自由主義のイメージリーダー”であるかの様に祭り上げ、都合が悪くなれば「あんな悪い事をする人間とは思わなかった」「選挙と犯罪とは関係ない」「野党も声を掛けたでは無いか」と切り捨てる。
一方の姉歯事件では“都合良く経済設計をしてくれる先生”“優秀な構造設計家”とおだてた挙げ句、偽造が発覚すれば関係者誰もが「あんな悪い事をする人間とは思わなかった」「確認審査機関が悪い」「ゼネコンが悪い」「売り主が悪い」と罪を擦りあう。

姉歯事件に関しては以前も書いたが「自分達は偽造に関与していない」「偽造は知らなかった」「偽造までしろと言った覚えは無い」という関係者の言い分は、多分その通りだろうと思っている。分業化が明確な建築の世界は、責任も分担するシステムになっており、お互いの職分には介入しないのがルールだからだ。意匠設計事務所の所長をつかまえて工事監理責任について何と心得ておるのか!!と怒鳴ったところで、正論ではあっても、実質マト外れもいいところなのだ。しかしだからといって彼等に責任が無い訳では勿論無い。建築は様々な要素、工夫、システムを介して地面の上に立っているのであって“一生の買い物”とは言え専門家ではない一般の人達に潜在的な瑕疵まで見つけることは不可能。ネット世界で時たま見られる『自己責任論』などナンセンス以外の何ものでも無いのだけれど、今回の事件で大損害を被ったライブドアの一般株主も同じだろうと思う。だからこそ作り手は、そして売り主は、商品である建築物の品質に最大限の注意を払う義務が有る。瑕疵担保は無過失責任なのです。
前回の選挙で人気者ホリエモンを担ぎ出し、軽薄な選挙を闘った自民党の関係者達もまた、無過失の責任を負うべきではないだろうか。

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Tracked on January 25, 2006 at 05:40 AM

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