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地震で足止め

首都圏を突然襲った地震、どうやら千葉市直下が震源であるにも係わらず一番大きく揺れたのは東京の足立区辺りだったようで、この辺りを震度5の地震が襲ったのは13年ぶりとか。そもそも足立区辺りは大昔の利根川の流路にあたる場所なので軟弱地盤であることは確かだ。
休日出勤で神奈川まで打ち合わせに出かけた帰り道、ある展覧会を見ようと汐留に立ち寄った際、地震に遭遇した。新築のビル全体が激しく振動し、大きな地震だと気がついて外を見ると首都高速の標識が激しく揺れていた。その場に居合わせた人全てが、一瞬フリーズ状態となってしまった事は言う間でもありません。

さてその後が大変でした。最寄りの新橋駅では全ての電車がストップしており、途方に暮れる人や(山手線も動いていない為)バスを待つ人で溢れている。仕方なく東京駅まで銀ブラ(古!)を兼ねて移動、CDショップ等に立ち寄りながら東京駅まで歩いたものの千葉方面の電車は今だストップ中。構内アナウンスの情報をたよりに駅毎に長々と止まる地下鉄を乗り継いでどうにか本八幡までたどりつき、普段の本八幡駅では考えられないような混雑の中ようやく動き始めた(らしい)総武線を待つが電車はなかなか到着しない。ようやくやって来た津田沼止まりの鈍行に潜り込んで津田沼で次にやってくる筈の千葉行を待つ。ところがやって来る電車はどれもこれもが津田沼止まりで乗り換え客は増える一方、ホームに入り切らない客が階段のうえまで列をつくり、通勤客でごったがえす朝の品川駅でもさすがにここまでは〜、と思うほどのかって見た事も無い様な大混雑。間を縫ってホームにおりても歩けるスペースは端ッこの1メートルにも満たないスペースで、まるで建築現場の足場歩きだ。しかもそこに上り線の特急列車が(当然最徐行だが)進入してくるという冷や汗もの、ところが人間不思議なものでこういう時には気が大きくなるのか電車が進入して来るのも構わず地上50メートルの足場をひょいひょいと歩く鳶職のごとく反対方向に向かって来る人も居たりする。
一向にやって来ない電車を待つ群集がだんだん苛立って来るのがわかる。最近観たスピルバーグの映画『宇宙戦争』の避難民の様子がかぶさる。駅ビルの向こうにひょいとトライポッドが現われる妄想を膨らませたりしてしまった、プラズマ光線を浴びせて来たらどう逃げようとか(笑)
と言う訳でようやく地元の駅に辿り着いたのは日が変わった頃でした。
結局、都内から正味3時間(通常の3倍)待ち時間も含めると6時間もかかってしまったことになります。
首都圏全てに言える事ですが今回の経験でつくづく思った事は、首都圏は公共交通機関として鉄道に頼り過ぎているのではないか、という現実。もっと大きな災害、あるいはロンドンのようなテロが都心と郊外を結ぶ鉄道沿線全てを麻痺させてしまったら一体どうなるのか?採算性の問題はあろうがバスや海上交通等鉄道以外のアクセスにも選択の余地のこしておくべきではないだろうか?そんな事を感じつつ非日常の1日にビールを一杯、くぅ〜。

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Comments

地震は大変でしたよね。
私は諦めて途中で飲酒しました。
意地でも電車に乗ろうという、人間の汚い本性を見ることもできました。下りる人も下ろさない、恐ろしい光景がありました。

Posted by: 部員 | July 25, 2005 at 11:59 PM

部員さんお久しぶりです。
集団心理というか普段と違う状況に皆興奮状態という感じでして、
特に土曜日なので日頃満員電車に馴れていない人達も多かったのでしょう、大の大人がワーワーキャーキャーと私の乗った電車も結構大変でした。

Posted by: ヨシヲ | July 27, 2005 at 12:53 AM

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