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June 2005

エスビョルン・スヴェンソントリオライブ

ヨーロッパで数々のジャズ賞を受賞しているスェーデン出身の注目ジャズグループ「エスビョルン・スベンソントリオ=EST」のライブに行ってきました。
ヨーロッパで大人気とは言え日本での知名度はまだまだ、しかしながらこの日の渋谷オーチャードホールはほぼ満員の盛況ぶりでした。
開演時間を10分程度過ぎて会場に到着。既に一曲目が始まっており外で待機。どうやら時間通りきっちりと始まったらしい、さすがは北欧ゲルマン人、と妙なところに感心する。
彼等の演奏は現地ではプログレッシブジャズと呼ばれて従来のジャズとはやや一線を画し、むしろロックやポップスと同列に扱われているそうだ。確かにダン・ベルグランドのウッドベースやエスビョルン・スヴェンソンのピアノが演奏途中そのままエレキベースやシンセサイザーに変貌し、且つそれがめちゃくちゃ歪んだ音を奏でるところなど非常に前衛的でむしろロック的あったりもする。この辺はパットメセニーグループにも言える事だが、そもそも現代ではジャズとそれ以外のポピュラー音楽を別ける基準は曖昧で、本人達がどう思っているか、あるいは何を継承しているかの違いでしかないのだから、彼等もまた「前衛的なジャズ」で充分なのではないかと思う。
パットメセニーと言えばESTの音楽はドイツのジャズ&クラシックレーベルであるECMに在籍していた初期のメセニーに通じるものがある。「ウオーターカラーズ」などの雰囲気。勿論私自身彼らのECM時代の曲を全て聞いている訳ではなく、むしろ知らない曲の方が多いのであり、即断は出来ないのだが、アメリカ人でありながら且つてその様にヨーロッパジャズの影響下にあったメセニーなのだから当然では有るが、思索的で漂う様な、それでいて硬質で且つメロディアな音楽は、苦しそうな演奏スタイルも似ていてピアノとギターの違いこそあれどこか似ている気がするのだ。

全ての曲でキラキラと輝く静かな北欧の夏の海や深い森の風景が脳裏に浮かんで来る。マグナス・オストロムが機械の様に正確且つ変幻自在ななリズムを叩き、ダン・ベルグランドの挑発的なウッドベースがハードロックのギター顔負けのサウンドを披露、エスビョルンのピアノがあくまで柔らかくやさしいメロディーで呼応する。。と言う具合にアンサンブルはかなり高い次元で完成されていて演奏力も非常に高い、この辺りはジャズプレイヤーならではと言えるだろう。ライブは途中20分の休憩を挟んでの二分構成でしたが、休憩時間に飲んだビールの影響か後半睡魔が襲って来た。演奏が退屈だったのでは無く、気持ちよかったからなのだが、後ろの席からもスースー言う息使いが聞こえて来て思わず苦笑する(実際にはかなり気になる)。途中何度か挟まれたMCからは彼等の北欧人らしいシャイな人柄が偲ばれた。

販売コーナーで彼等の最新アルバムを購入。購入特典ということでライブ終了後サイン会が行われ3人のサインを頂く。良い演奏を聞かせてくれたお礼に「サンキュー」の言葉と握手を交わして会場を後にした。
est


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夏至

昨日は夏至。言うまでもなく太陽が天頂に登り、昼の時間が一番長い日。梅雨時故高雲りの空から降り注ぐ直射光は弱々しくも有りますが、真上から降って来る可視光線も紫外線も本来は強烈。西日本では35℃を超える地域もあったとか。
ところで、今年は夏至に合わせて民間のNPOの呼び掛けて人口照明を消し、キャンドルの灯りを灯して夜を過すという主旨の100万人のキャンドルナイトというイベントが行われていたそうです。既に過去数回に渡って開催されている様なのですが、知っている人は少ない様で、私自身も先の週末、ホームセンターのワゴンに並んだブリキの可愛らしいキャンドルスタンドに添えられた一文でその存在を始めて知ったばかり。
このイベント自体が日本のエネルギー消費に与える影響等多分ごくごく僅かに過ぎず、イベント自体は象徴的パフォーマンスの域を出ませんが、京都議定書議長国の責任として、夏の夜の闇と螢の光を愛でる古来の文化を、せめて夏の少しの間だけでも取り戻す知恵が有っても良いでしょう。
話題の?クールビズにも言える事ですね。

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千葉市長選挙終わる

昨日行われた千葉市長選挙が現職の鶴岡氏の当選で終わったようだ。
自分が投票した候補は残念ながら落選でした。

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小満〜芒種

ブログを運営していく過程で何を書いて良いのか解らなくなったり、記事の傾向が自分でも思わぬ方向に展開したりという事態が起こる事を想定して、その都度リセットするという期待も込めて「こよみ」をテーマのひとつとしているのですが、約15日毎にやって来る24節気を追いかけるのは実は以外と面倒だったりします。と言う訳で一つ忘れてしまいました。というより書けなかったのですが・・

小満
『万物盈満すれば草木枝葉茂る』(暦便覧)
今年は5月21日だった「小満」。文字通り夏草いよいよ青々と生い茂る頃という意味。今年は東日本では涼しい日が多い様です。もっとも昨夏が暑すぎた、とも言えますが。

芒種
『芒のある穀物、稼種する時なり』(暦便覧)
芒(のぎ)とは穀物のとげの意味との事。少なくとも本州以南の農村では既に田植えも始まっている頃なのではないでしょうか?この時期に種まきと言われてもちょっとピンと来ませんが品種改良や技術が未発達であった頃は寒さがぶり返す心配のないこれからが種まきの季節だったのかもしれません。

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