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「小人之学也入乎耳 出乎口」

050214_itiniti-itigen書店で偶然手に取った小さな本。
中国古典『一日一言』守屋洋著 PHP文庫

日本人にも馴染みの深い、あるいは一度はタイトルを聞いた事の有るような中国古典の名著の中から365の言葉を選び出し、著者による解説付きで1年365日に振り分けた含蓄深い今日の一言カレンダー。

日めくりカレンダーの様に使っても良いし、中国古典のエッセンスを汲み取る読み物といても面白い。

で、私の誕生日にあたる日の言葉として書かれていたのが以下の文章。


「小人之学也入乎耳 出乎口」『荀子』
小人の学は耳より入りて口より出ず。

耳で聞き齧った事をそのまま他人に受け売りするのだから、少しも自分の身に付かない。そんな学問の事を「口耳の学」と呼んでいる。自分を向上させるには学ぶ事を忘れてはならない。だが同じ学ぶにしても「口耳の学」のような学び方ではかえって有害無益なのだ。


耳が痛〜いのなんのって。まるで自分の事じゃないですか。

元来が浅学好きの性分故、広く浅く、色々な分野に首を突っ込んで得た知識をペラペラと受け売りする事も多い。このブログでも時として内容に乏しい記事をだらだらと書き連ねる事もあるが、あくまでも私自身による私の為の忘備録として許してやって下さい。

他人様の事を言えた義理では無いが「口耳の学」を披露するのにブログはぴったりなツールだと思う。もちろん私が訪れたりコメントを頂いたりするブロガーの皆さんは皆個性的で研究熱心、あるいはしっかりした体験や感性、嗜好(大袈裟?)の下に書かれていて「口耳の学」には程遠いが、一方世の中には閉鎖的なコミュニケーションの世界で醸成された狭量な物の考え方(あるいは思想)を(自らの言動について都度検証する事も無く)垂れ流してしまっている「痛い」ブログもまま見受けられる。ブログを革新的コミュニケーションツールなんて風に持ち上げる向きもあるが、確かにその通りである一方、一面では従来のネット世界同様、あるいはそれ以上にコミュニケーションの細分化、思想の先鋭化を促す危険性を孕んだツールでも有るという事、そろそろ皆さん気がつき始めているんじゃあないだろうか?
これについては後日とりあげてみようかとも思っている。

また長くなってしまいました。どうもすいません。

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