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南セントレアとか大平洋市とか

成田、関西に続く国内3番目のハブ空港を目指して先日開港した中部国際空港「セントレア」が大変な盛況ぶりらしい。
一方隣接する美浜町と南知多町の合併による新市名として一旦は決まりかけた「南セントレア」が住民の反対で白紙に戻り、本日住民投票が行われるそうだ。

電話やメールを通じて寄せられる強烈な拒否反応が報道を通して話題になっている。
確かに歴史や地理牲を無視した英文風のカタカナ町名に強い違和感を感じる人が多い事は容易に想像出来る。そう言う意味では住民軽視も甚だしいという事になるだろう。しかも実際にセントレアが在るのはお隣の常滑市なので、厳密に言えばとなり町の空港に便乗した縁もゆかりも無い地名と言う事になってしまうが、
それでも「意外に格好良いんじゃ無いか?」と思えてしまった私はおかしいのだろうか?

私自身は古くから残る地名や伝承は大切にして行くべき、という考えを持っている。ここは本来「知多郡」なので「知多市」と行きたい所だろうが、既に「知多市は存在していて使えないところがミソ。でも南を付けて「南知多」では単純すぎる。ならば「知多浜」とか「美多浜」とか、、、そう言う名前が候補に上がっているのかどうかは知らないが、しかし政令指定都市化に伴う区割りや合併に伴う新市の誕生等で良く見かける頭に東西南北を付けただけだったり、頭文字を繋げたりといった(前述の私案も同様だがメッセージ性を付加させてみた)お手軽な名前の街が新たに量産されるくらいなら、全く縁もゆかりも無いカタカナ町名の方が双方喧嘩も無く新鮮味があってマシ、と言う気がするのだ。
第一カタカナが嫌だと言ったところで我々が普段話している日本語の中には既に多くの外来語が混じっているではないか。英語やポルトガル語はもちろんだがそれだけが外来語ではない、そもそも漢字は中国から来た文字。日本の地名は(語源、音はともかく)統べて中国語で表記されている。といったら屁理屈が過ぎるか?

ところで千葉も同様に町村合併にともなう新市名問題を抱えている。御存じの通り「大平洋市」だ。僅か八キロに過ぎない海岸線を大いにアピールしての大胆な命名で、いくらなんでもちょっとなあ〜と思っているうちに、こちらも見直しとなってしまった。安堵するも少し残念。

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