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February 2005

南セントレアとか大平洋市とか

成田、関西に続く国内3番目のハブ空港を目指して先日開港した中部国際空港「セントレア」が大変な盛況ぶりらしい。
一方隣接する美浜町と南知多町の合併による新市名として一旦は決まりかけた「南セントレア」が住民の反対で白紙に戻り、本日住民投票が行われるそうだ。

電話やメールを通じて寄せられる強烈な拒否反応が報道を通して話題になっている。
確かに歴史や地理牲を無視した英文風のカタカナ町名に強い違和感を感じる人が多い事は容易に想像出来る。そう言う意味では住民軽視も甚だしいという事になるだろう。しかも実際にセントレアが在るのはお隣の常滑市なので、厳密に言えばとなり町の空港に便乗した縁もゆかりも無い地名と言う事になってしまうが、
それでも「意外に格好良いんじゃ無いか?」と思えてしまった私はおかしいのだろうか?

私自身は古くから残る地名や伝承は大切にして行くべき、という考えを持っている。ここは本来「知多郡」なので「知多市」と行きたい所だろうが、既に「知多市は存在していて使えないところがミソ。でも南を付けて「南知多」では単純すぎる。ならば「知多浜」とか「美多浜」とか、、、そう言う名前が候補に上がっているのかどうかは知らないが、しかし政令指定都市化に伴う区割りや合併に伴う新市の誕生等で良く見かける頭に東西南北を付けただけだったり、頭文字を繋げたりといった(前述の私案も同様だがメッセージ性を付加させてみた)お手軽な名前の街が新たに量産されるくらいなら、全く縁もゆかりも無いカタカナ町名の方が双方喧嘩も無く新鮮味があってマシ、と言う気がするのだ。
第一カタカナが嫌だと言ったところで我々が普段話している日本語の中には既に多くの外来語が混じっているではないか。英語やポルトガル語はもちろんだがそれだけが外来語ではない、そもそも漢字は中国から来た文字。日本の地名は(語源、音はともかく)統べて中国語で表記されている。といったら屁理屈が過ぎるか?

ところで千葉も同様に町村合併にともなう新市名問題を抱えている。御存じの通り「大平洋市」だ。僅か八キロに過ぎない海岸線を大いにアピールしての大胆な命名で、いくらなんでもちょっとなあ〜と思っているうちに、こちらも見直しとなってしまった。安堵するも少し残念。

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千の百億倍

Vairocana上野の国立博物館で開かれている「唐招提寺展」を見た。

現在解体修理中の唐招提寺から運ばれた盧舎那仏、四天王像などを初めとして、鑑真和上像、装飾の施された実物の建築部材や出土品、そしてこれだけでも特別展を開く事が出来そうな東山魁夷画伯の障壁画が丸ごと展示されている。
仏像の中心は盧舎那仏だが、太陽神に由来するというこの仏の切れ長の目を凝視していると何か心の内を見透かされているようで思わず視線を逸らせてしまう。
他の観覧者も同様らしい、盧舎那仏の視線に難しい顔で耐えている人が多い。現代の、しかも近代的な博物館の展示室の中でさえこうなのだ、仄暗い金堂で仏像を見上げた古の人々は、その視線の力強さに射すくめられる思いがした事だろう。
他にも金堂の解体工程をつぶさに記録した写真は興味深い。やや専門的な話しだが、明治の修理に際して屋根裏に洋小屋組み(トラス構造)が取り入れられていたというのは建物の性格を考えるとちょっとした驚きで、いかにも明治と言う時代を感じさせる。今回の大修理では創建当時の構造に戻されるのだろうか?。
訪れたのが閉館間際だった為、仏像の製作過程を紹介する展示などを見残したのは残念だった。

ところで千の百億倍とは盧舎那仏の威光が千の世界に照らし出され、そこから百億の仏があまねく行き渡るという事(だったように思う。記憶曖昧ですいません)。光瀬龍氏のSF小説で萩尾望都氏により漫画化された『百億の昼と千億の夜』を思い出した。

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山口衛里選手引退

昨日新聞のスポーツ欄に出ていた小さなニュース。

女子マラソンの山口衛里選手(天満屋)が現役引退を決意。

山口衛里と言えば御存じの通り、2000年のシドニーオリンピック女子マラソン代表として高橋尚子、市橋有里と共に出場、一旦は下位に落ちたものの最終的には7位完走の粘りを見せ、高橋尚子選手の金メダル、市橋有里選手の序盤の粘りとともに日本で応援する我々を大いに楽しませてくれた立役者だ。
レース途中の日本人3人によるドリンクの回し飲みという微笑ましいエピソードも有名だが、同時に個人競技の厳しさも見せて貰った。一見天真爛漫な雰囲気ながら実は剛直な高橋、天才肌で寡黙、クールな市橋、お茶目だが大人の雰囲気を持つ山口と印象も三者三様で私自身の期待度も昨年のアテネの時以上に高かったのだった。

アテネで金メダルを獲得した野口みずき選手の苦労話(チームハローワーク)は有名だが、山口選手もまた苦労人だ。高校では先生の厳しい指導に晒されながら脇役として後輩を引っ張り、社会人となってからは所属していたダイエー陸上部が廃部、母校のグランドを借りてトレーニングを続けながらの職探し、天満屋入社後に頭角を表して遂にオリンピック出場権を手中に納め。世界を相手にしての7位である。

シドニーオリンピック後は故障続きでアテネへの挑戦もままならなかった模様。結局は三人揃ってマラソンでのオリンピック2大会連続出場の難しさを証明する結果となってしまった。
引退後は短大でスポーツ医学や運動学を学び、将来は健康スポーツ振興に係わる仕事に就きたいとの事。現役で走る姿を見られないのは残念だが、おつかれさま、これからも頑張って下さい。と世界の片隅からのエールを送りたい。

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記者会見

ライブドアによる日本放送株買収騒動について本日フジテレビの報道姿勢を批判したばかりだが、先程日本放送の亀淵社長(且つてオールナイトニッポンのディスクジョッキーだった事は有名)フジテレビの会長、社長が揃っての記者会見を行い、当のフジテレビでも生中継された事は御存じの通り。
本日の記者会見を効果的に演出する為の沈黙だったのか?
沈黙は金なり、という訳。
先の記事の手前これはバツが悪い。

発表された新株発行予定権の譲渡なる方法、まあ奇策の部類に入るのだろうが今回の騒動中に堀江氏自身が口にしていた策を逆手に取られた格好か。
しかし記者会見中の質疑応答で何処かの記者が「今回の増資(新株発行予定権?)は商法違反なのでは無いか」との指摘を行っている。
今後は裁判に持ち込まれる可能性が高い、と言う事だろうか。
日本放送の増資が実際に行われた場合、ライブドアの持ち株比率は相対的に低くなる訳だが、相変わらず大株主であるという事実は変わらない。
多くの評論家やブロガーの方々が指摘している様にホリエモンのメディアに関する知識は決して豊富な訳では無い(ビジョンを示せと言われても実は何も無い)らしい。ここは一旦下手に出て、友好的協力関係を築いておく事が結果的にはメディア参入への早道となるのでは無いかと自分などは思えてしまうが彼にそのような柔軟性、リーダーとしての先見性が有るか、それとも馬脚を表すか見極め所であるような気がしている。

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ホリエモン騒動:フジテレビの報道姿勢はどうよ

所謂ライブドアによる日本放送に対する敵対的買収問題。
「時間外取り引き」なる(違法では無いが)印象として姑息な方法による株式取得が祟ってか今や金権政治家連や経済団体のお歴々を巻き込んでの包囲網が出来上がり、ライブドアの形勢不利が次第に明確になりつつ有るようだ。
さすがは与党の機関紙とも揶揄される産経新聞とそのグループ、影響力に改めて感心する次第だ。

私自身は以前の記事でも匂わせていた通り、昨年のプロ野球問題の頃から、世間の熱狂とは裏腹に堀江氏に対する猜疑心、うさんくささを拭いきれないでいたので、今回の騒動では遂にメディアを餌食にする事によって乗っ取り屋の本性を表したかと、思っただけであった。

「金で全てを解決出来るという考えは問題、これも教育云々」との元首相のとぼけた発言には笑うしか無いが、私自身の感想としては先日の奥田経団連会長の考えに近い。
しかしながら株式自体には無関心、というか良く解らない世界なのでスルーさせて頂く。
それとは別に、数日来この騒動に関する各局の報道を見ている内に、フジテレビの報道姿勢への疑義が、私の中に生まれつつ有る。
フジテレビはこの騒動に対して事実上の無視を決め込んでいるらしく、殆ど報道らしい報道をしていない。他局のニュースには日枝会長の姿が毎日の様に登場するのにである。
先日のNHKへの与党政治家介入問題でも(結局はNHK 対 朝日新聞に矮小化されてしまったが)NHKは自分達の考えを言い訳するという形で自らを報道していたのに、フジテレビのニュースだけを見ている限りではホリエモン騒動など初めから無いかのようだ。
先の奥田会長の発言通り、今回の騒動ではサンケイグループ側にも問題があったのは明らか。純粋に経営に関する事柄ならば部外者である我々にはどうでも良い事だが、これだけ多くの人々に関心を持たれているニュース、しかも日本放送もフジテレビも上場企業ではないか。堀江氏の言うような「大衆の関心の有るニュースだけを報道する(関心の無いニュースは報道しない)」という考え方はどうかと思うが、仮にも放送の公共性、公共の電波を標榜するのならば、自己批判、乃至は自らの正当性の主張すら全く行おうとしないフジテレビの姿勢ってどうよ?、と思うのである。

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痛いブログ

記事を更新しない日は殆どカウンターが進まない当ブログですが。
本日アクセス解析をしていると「痛いブログ+本名」なるワードで辿り着いた方を発見。そうか、やっぱりオレのブログは痛いのか、、、(苦笑)。
「痛いブログ」の方はどうやらこの記事に反応しているようだが「本名」とは何処に?。確かにどこかに本名を連想出来る記述が有るのは事実だが、、、
自分でも検索して見ると確かにヒットする。
と、すると、やっぱりオレのブログは痛いのか、、、と(苦笑)。

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雨水

『陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり』
雪や氷が溶けて雨に替わる頃。

本日の南関東は言葉とは裏腹に雪になりそうな空模様。冷たい雨ならまあ言葉通りですが。

新潟の地震被災地で雪崩があいついで発生、巻き込まれた作業員の方が亡くなっている。降雪と雪解け、凍結してまた降雪をくり返すこれからの時期は、日が長くなって活動し易くなる反面、山の雪も重くなり、雪崩の危険性も増えるようだ。バックカントリースキーにはやや難儀する季節です。

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女子ゴルフW Cupで日本チーム優勝

南アフリカで開催されていた女子ゴルフワールドカップで宮里藍、北田瑠衣選手による日本チームが優勝したとの事。

私自身はゴルフをやらないので、この勝利が意味するところ、重みが良く解らないのだがワールドカップと名が付くのだから凄い事に間違いはなかろう。加えてこの大会、今回が第一回目だそうだ。第一回大会を制した選手として二人の名は大会が続く限り記憶され続ける訳で、当人達にとって、あるいは日本のゴルフファンにとってこれほど嬉しい事はないだろう。
かつては乱開発、接待ゴルフ、会員券ビジネス、格好悪いゴルフウェア(笑)等々ゴルフをとりまくイメージはマイナス要素ばかりで、縁の無い人間にとっては憧憬と軽蔑の入り交じった対象でしかなかったかと思うが、バブル崩壊とともに泡沫的要素は泡と消え、スマートで健全なスポーツ、レジャーとして語られる様になった事はゴルフ部外者の私としてもとても喜ばしい。

加えて、まったく評論家の受け売りになってしまう上に月並みな感想だが、世界の中で活躍出来る日本発の「国際人」アスリートが続々と育っている事はとても素晴らしい事だと思う。

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「小人之学也入乎耳 出乎口」

050214_itiniti-itigen書店で偶然手に取った小さな本。
中国古典『一日一言』守屋洋著 PHP文庫

日本人にも馴染みの深い、あるいは一度はタイトルを聞いた事の有るような中国古典の名著の中から365の言葉を選び出し、著者による解説付きで1年365日に振り分けた含蓄深い今日の一言カレンダー。

日めくりカレンダーの様に使っても良いし、中国古典のエッセンスを汲み取る読み物といても面白い。

で、私の誕生日にあたる日の言葉として書かれていたのが以下の文章。


「小人之学也入乎耳 出乎口」『荀子』
小人の学は耳より入りて口より出ず。

耳で聞き齧った事をそのまま他人に受け売りするのだから、少しも自分の身に付かない。そんな学問の事を「口耳の学」と呼んでいる。自分を向上させるには学ぶ事を忘れてはならない。だが同じ学ぶにしても「口耳の学」のような学び方ではかえって有害無益なのだ。


耳が痛〜いのなんのって。まるで自分の事じゃないですか。

元来が浅学好きの性分故、広く浅く、色々な分野に首を突っ込んで得た知識をペラペラと受け売りする事も多い。このブログでも時として内容に乏しい記事をだらだらと書き連ねる事もあるが、あくまでも私自身による私の為の忘備録として許してやって下さい。

他人様の事を言えた義理では無いが「口耳の学」を披露するのにブログはぴったりなツールだと思う。もちろん私が訪れたりコメントを頂いたりするブロガーの皆さんは皆個性的で研究熱心、あるいはしっかりした体験や感性、嗜好(大袈裟?)の下に書かれていて「口耳の学」には程遠いが、一方世の中には閉鎖的なコミュニケーションの世界で醸成された狭量な物の考え方(あるいは思想)を(自らの言動について都度検証する事も無く)垂れ流してしまっている「痛い」ブログもまま見受けられる。ブログを革新的コミュニケーションツールなんて風に持ち上げる向きもあるが、確かにその通りである一方、一面では従来のネット世界同様、あるいはそれ以上にコミュニケーションの細分化、思想の先鋭化を促す危険性を孕んだツールでも有るという事、そろそろ皆さん気がつき始めているんじゃあないだろうか?
これについては後日とりあげてみようかとも思っている。

また長くなってしまいました。どうもすいません。

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あぁ憧れのクルージングライフ

050211_boat_show_02050211_boat_show_01幕張メッセで開催されている『国際ボートショウ』と『キャンピング&RVショウ』を見てきました。

国際ボートショウは44年もの歴史があるらしい。以前から知ってはいたのだが実際見るのは今回が始めて。

展示会の規模自体はモーターショウに遠く及ばないが、小はディンギー、カヌー、ジェットスキー、ゴムボートから大迫力の外洋クルーザー、大形ヨットに至るまで展示船舶はバラエティに富んでおり、しかも殆どの船は中に入れるので、コクピットに座ったり、エンジンルームを覗いたり撫でたり触ったりでアドレナリン出っぱなし(やや興奮気味)。
でも当然ながらプレジャーボートは高嶺の花。実際買えそうなのは「手漕ぎボート2馬力エンジン付き」がせいぜいか。。。

そう言えば会場でマイク真木さんらしき人を見かけました。トークショウか何かをされたのだろうか?

その後は同時開催されている『キャンピング&RVショウ』へ。
キャンピングカーとキャンピングカー用品の展示&展示即売会です。
各社のキャンピングカー、キャンピングトレーラーが一同に会する光景はなかなか壮観だが、ボートショウを見た後では豪華なキャンピングカーさえ貧乏臭く見えてしまうのが玉に傷。
実際にはこちらも高嶺の花なのだが。。。

050211_campingrv_show

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吉野家に車突っ込む

昨日、一日だけの牛丼復活、「米国産」牛肉の在庫一掃セールで賑わった吉野家。大阪府堺市の「第二阪和浜寺店」に自動車が突っ込むという事故が発生したそうだ。

ニュース映像を見た感じでは、車は店のフロントガラスを突き破って店内に突入。その場に居合わせ怪我をした7人の客が軽傷で済んだのは不幸中の幸いだ。
最初聞いた時は米国産牛肉輸入再開に反対する人物によるテロかと思ったがどうやら単にアクセルとブレーキを踏み間違えただけらしい。
多分一刻も早く牛丼を食いたいと焦ったのだろう。

昨日は全国各地の吉野家で行列が出来たらしいが本当だろうか?私には全く理解出来ないよ。そもそも物を食うのに並んで待つというのが嫌いで、評判の店なんて聞いてもよほど興味を引かれない限り滅多に並ぶ事は無いのだが。たかが(本当は私も好物なのだが敢えてこう表現させて頂く。)並盛り290円1杯の為に行列を作るなんて時間の無駄じゃ無いかと私は思うのだが多くの皆さんはそうではないらしい。

近く米国産牛肉の輸入が解禁されるそうだが、そもそも事の発端は日本の農水省によるBSE全頭検査要求をアメリカ側が拒否した為だったと思う。しかしながら解禁すると言っても新たに全頭検査をする事が決まった訳では無く、BSE感染の危険性が少ない若いウシの肉に限って輸入するという妥協案が決まり、しかも枝肉状態での月例の判定基準はアメリカ側の言うなり(一応妥当性の精査はしたそうだが)だそうじゃないですか。吉野家の話に戻れば今回の牛肉は牛丼中止以前のストック分を商社等から仕入れたらしく、そうなればなおさら「BSE感染の心配は無いのか?」と疑問に思うのが普通だと思うのだが。。。
まあ単に私の思い過ごし、考え違いかもしれず吉野家さんにも当然言い分は有るでしょう。安心して"並ばずに"牛丼を味わえる日を楽しみにしています。

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濃霧

昨日は知人の手伝いで週一のペースで入っている新築マンションの現場へ向かう為、車で早朝出勤。まだ明けきらない屋外に出ると辺り一面物凄い濃霧にびっくり。自宅と周囲数件の建物以外はぼんやりとした霧の中だ。
実際に走り出すと信号や前の車が見えないので他の車もノロノロ運転。ホワイトアウトに近い状態で速度や傾斜の感覚が混乱してくるのは恐い、本当に冷や汗ものでした。

帰宅するとワールドカップ予選が1:1で日本ピンチ。
最後には劇的勝利で終わった訳だが、日本楽勝との予想を覆しての辛勝は観客も盛り上がり、今後の試合に対して選手もサポーターも改めて気を引き締めると言う意味で却って良かったのではないかと思う。
試合終了直後GK川口と安英学がにこやかに握手を交わしている姿に何だか感動してしまいました。

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ショーケン逮捕、他

ショーケンこと萩原健一氏(萩原容疑者と言うべきか)が脅迫容疑で逮捕。
逮捕直前報道陣を自宅に招いてのインタビューが報道されている。
逮捕前に自らの正当性を主張しておきたいのだろうか。

役者としてのショーケンと言えば、私的には「傷だらけの天使」のオサムちゃん、何を言っているのか解らないが勢いだけは凄い「影武者」の武田勝頼などが印象深いが(そういえばマカロニ刑事というのも有りました)。一方無気味さを残しながら良い感じに枯れた昨今の演技も印象的だ。今回ももしかすると演技という可能性も有るが「プロがアマチュアと仕事をしたのが間違いだった」といった台詞を堂々と自分で言ってしまう時点でナンダカナ〜と思えてしまう。何かに怯えているような落ち着き無く上ずった声、うつろな視線、突然の逆上。照明や撮影上の演出もあるかもしれないが実年齢より10才以上老け込んでしまった様な印象で(演技とすれば大した物だが)数年前にTVで氏の歌を聞いた時以来の酷さにこれでは降番やむ無しかという感じを受けた。
事の真相が何処に有るのかはともかく、インタビューはむしろ逆効果だった様に思える。以前から何を言い出すか解らない危険な雰囲気がこの人の魅力であり、今時数少ない貴重な破天荒系の役者ではあるが、製作委員会と言う形でビジネスライクに進められる(らしい)現代の映画製作現場は居心地が悪かったに違い無い。

ところで極めて少数意見かもしれないが、若い頃のショーケンの写真を見てジャコパスを連想してしまった。何となく顔が似ている事も有るが、エレキベースの革命児、不世出の天才ベーシストと言われながら破天荒で繊細(今風に言えば電波系とでも言えば良いのか)だったが故に自滅してしまったジャコがかぶって見えてしまう。
誰かこの人の暴走を止める人間は居なかったのだろうか。

増田明美さんが婚約。
お相手は元証券マンのファイナンシャルプランナー。趣味がランニングとの事でやはりマラソンを通じて知り合ったようだ。
増田さん、とっくに結婚しているものと思っていました(^^;)
「マラソン解説の達人」という唯一無二の地位を獲得した増田明美さん。
地元出身でも有り、これからも頑張って頂きたいと思います。

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パットメセニーグループ『THE WAY UP』

pmg_the_way_upパットメセニーグループの新作
『THE WAY UP』。
日本盤の発売は9日なので輸入盤を購入。



先ずはジャケットが
1、 真中の柱が赤
2、 真中の柱がハゲかかった赤
3、 真中の柱が黄色
と3パターン有るので選択に迷う(笑)

Amazonのレビューを見ると『PMGの集大成』『最高傑作』という賛辞の一方で『マンネリの極致』と評価はまっぷたつでやや不安になるも、
実際に聞いて見た印象はファンの期待を裏切らない美味しい所がたっぷり詰まった快心作でした。
本来は1曲として作られた68分の曲を便宜上4楽章に分けた壮大な組曲構成(日本盤は72分)。
スピード感溢れるドラムにメセニーのギターが絡む軽快なプロローグ。
どなたかのブログで「地上5メートルを物凄い速度で滑って行くような、、、」という様な面白い表現をされていたが確かにそんな感じかもしれない。
とにかく音が多彩で「めくるめく展開」という表現がぴったり。
メンバーからリチャード・ボナが抜け、ヴォイシングが大幅に減少してしまったが、逆に全体的な印象は80年代後半から90年代初頭あたりの作品の雰囲気を更に昇華させた感じになったかな。。
確かにある意味マンネリと言えない事もないが、"極めて完成度が高い"マンネリ、だれにも真似の出来ないマンネリだ。
ライブでは更にスケールアップする事は間違い無い。
楽しみです。

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キング・アーサー

050205_king_arthur最近DVDが発売された『キング・アーサー』
聖剣「エクスカリバー」を振って戦うブリテン(=ケルト=ウェールズ人?)の王アーサー。円卓の騎士、聖盃伝説、魔法使いマーリン等ファンタジーとしてのアーサー王伝説は有名だがこの映画はちょっと趣向が異なる。



伝説に彩られたファンタジーや中世騎士道物語的なアーサーを期待すると外される。しかしながら実際のところアーサー王がいつの時代のどの様な立場の人だったのかはハッキリしないし、そもそもアーサー王伝説自体フランスブルターニュ地方に住むケルト人によって作られたもので(by世界不思議発見)実在したのかどうかも定かでは無いらしい。

諸説ある王の由来中、信憑性が高いと言われているいくつかの説。

■ローマ帝国支配下のブリタニアにおけるブリトン人の首長説。

■ローマ帝国支配下の東欧サルマート出身者によって構成されていたブリタニア守備隊の司令官「ルキウス・アルトリウス・カストゥス」乃至その名跡を継いで異民族の襲来に抵抗したブリトン人の首長説

等を元にして組み立てているようで、作品なりにアーサー伝説に対する一つの仮説と成っているところが面白い。いずれにせよ歴史ファンの私としては伝統的なファンタジー的アーサー王物語より興味を引かれた事は間違い無い。

ファンタジーでもなく完璧な史実でもないという位置付けが中途半端なのか思ったより映画の評判は良く無いようだ。物語の出来は実際鑑賞する人達の主観に任せるとして(私自身は面白かった)今日のイラク戦争におけるアメリカの姿になぞらえる向きも有るがそれはとれはともかくとして。
製作サイドの肩を持つと言う訳では無いが、日本人には分かりにくい物語の背景について後日調べた内容、あるいは「?」と感じた部分についてちょこっと書いてみる。

外国映画では文化的、宗教的にネイティブな人間でないと良く理解出来ない、あるいは?で終わってしまうような、それでいて物語上重要な史実や隠喩が良く登場するらしいのだが。この映画では古代ローマで実際に起こったカトリック教会の神学論争が物語上重要な鍵となっているらしい。

初期ローマカトリック教会におけるペラギウスとアウグスティヌスによる神学論争。人間の善性と自由意志による救済を唱えたペラギウス派は論争の末異端とされてしまうが、映画の中でアーサーはペラギウスに師事したキリスト教徒として描かれ、仲間(円卓の騎士)の自由と自らの信じるローマの大儀の為に、アウグスティヌス派の布教の為にブリタニアに派遣されて来た(これは史実らしい)司教ゲルマニウスからの過酷な命令に従って戦うものの、敬愛して止まない故国ローマからの精神的な裏切りによって帰るべき場所を失い、グエネビアやマーリンの誘いを受けて(多分受けなかったとしても)自らのもう一つの故郷であるブリテンに留まる事を決意する(映画の中のアーサーはローマ人司令官とブリトン人の混血)。
この宗教心と自らの出自へのこだわりがアーサーの行動の原動力であり、レギオン(ローマ軍団)撤退後、たったひとりハドリアヌス長城に残ってサクソン軍を迎え撃つと言う一見無謀としか思えない決断に繋がっている(として描かれている)。
これは異端とされた後のぺラギウス派がブリトン人やケルト人の間に広まって行ったと言う史実が反映されているらしい。
DVDではディレクターズカットとして冒頭に少年時代のアーサーとブリテンで布教中のペラギウスとの交流場面が追加され理解を助けている。

とは言ってもロードショウ公開の時には私自身別段考えも無くアクションに酔っていただけだったのですが、、、

全体的には良く知られた伝説としての物語りと史実としてのリアルさとの按配加減にやや無理が感じられ、歴史劇として見ると安直さが拭いきれないものの、
清楚でありながら時に凛々しく男顔負けの活躍を見せるグエネビア役のキーラ・ナイトレイはGOOD JOB。

一方映画的なディテールの嘘や脚色をいちいち上げつらってもきりが無いが。

撮影上の都合からかアーサーと円卓の騎士達の乗る馬には鐙が装着されているが、5世紀始めのローマにはまだ鐙は無かった筈、鐙が中央アジアの騎馬民族から東ローマ帝国にもたらされたのは西ローマ帝国滅亡の後ではなかったかと思う。
この様な細かい考証部分の嘘というか妥協は、気になる人間にとっては案外気になるものだ。

昨日、『アレキサンダー』を鑑賞。さすがは"社会派"オリバーストーン、と感心。
長いが見応えのある作品でした。感想は後日。
長文で失礼しました。

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立春

050205_apricot本日は立春。暦の上では新年です。

「春の気たつをもってなり。」



日本列島に大寒波が襲来中。大雪に埋もれて「春の気たつ」どころでは無い地域も多い事とは思います。

寒風の中とは言え陽光に恵まれた関東平野から僅か150キロ程度離れただけで屋根まで埋もれる豪雪地帯。
雪国が強烈な利益誘導型政治の温床となったのも無理からぬ気がします。もっとも、一通りのインフラ整備が進んだ現在では、そんな剥き出しのモラールも薄れているとは思いますが。。。

豪雪地帯に住む方達にとっては厄介意外の何ものでも無い(かもしれない)雪ですが、南関東で生まれ育った人間に取っては、見なれた風景を一変させてくれる天からの贈り物。
「滑って歩きにくいよ〜」「チェーン買わなきゃ」「雪掻きが面倒臭い」「電車が遅れる」等々文句を言いながらも内心では童心に帰って非日常の光景を楽しんでいたりするわけです。

以前、歴史的な町並みが残る東北の小都市に、冬の最中仕事で滞在した時の事。連日しんしんと降り続いた雪が止み、晴れ間が覗いた或る朝。昨日まで町を覆っていた雪があっという間に無くなっているという光景に出くわしました。早朝、住民が総出で雪を何処かにかたずけてしまったようなのですが南関東人である私にとってこの劇的な変化は少なからず感動的な光景でした。町の人達の楽しそうな姿、陽光に照らされた道路から立ち上る水蒸気。「これ以上大雪は降らない」雪国の人達にはそのタイミングが解るのかその日を境に降雪はめっきりと減って行ったのでした。

冬場、雪の多い地域の金物店やホームセンターで良く見かける除雪グッズ、「雪掻きダンプ」が今冬近所のホームセンターで売られています。関東の雪が多くなる暖冬の長期予報を見越してなのかもしれないが、年末に少し降った以降は本格的な積雪はまだ無く、今回の列島寒波でも関東だけは仲間はずれ。あまり売れていない様でシャベルの脇に並べられた堂々とした姿が侘びしげです。

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節分なので「鬼」の話題をひとつ。

芋焼酎ならぬ珍しい焼き芋焼酎『鬼火』。
鹿児島出身の知人に「日本一旨いから飲んでみな」と薦められて飲んでみた。
普通の芋焼酎の原料が蒸し芋なのに対して、文字通り焼き芋を原料とした焼酎だとか。焼き芋の匂いがする訳ではないが何となく味、薫りとも深みが有る。
シンプルなお湯割りに梅干しを沈めて飲むのがBEST。

050203_onibi日本一旨いかどうかは良く解らないが、後で聞いた話ではソムリエの田崎真也氏もお勧めの焼酎だとか。
結構人気が有るらしくかなり大きな店でも売り切れている事が多い。
見つけたら即買いです。
あっ、私の分は残しておいてください。

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訃報:中尊寺ゆつこさん

オヤジギャルの生みの親、漫画家中尊寺ゆつこさんの訃報には驚いた

流行語となった「オヤジギャル」の生みの親で、文化から時事問題まで幅広い分野を扱った作品で知られる漫画家の中尊寺ゆつこさん(本名小林幸子=こばやし・ゆきこ)が31日午前8時45分、S状結腸がんのため横浜市の病院で死去した。42歳だった。東京都出身。自宅住所は公表していない。近親者のみで密葬を行い、後日お別れの会を開く予定。喪主は夫小林雅明(こばやし・まさあき)氏。  子供のころからオリジナルの漫画を描き始め、大学卒業後に本格的な漫画家としての活動を開始。1987年に「ビジネスジャンプ」「漫画アクション」で新人賞を受け、89年に出版した「お嬢だん」がベストセラーに。また、ゴルフや競馬を趣味にするOLを描いた「スイートスポット」では、「オヤジギャル」という言葉を流行させた。(時事通信)

彼女の漫画によって「オヤジギャル」という言葉が流行した1990年代始め頃は丁度競馬に嵌っていた頃と重なるので(現在は完全に御無沙汰)印象に残っている。
それにしてもS字結腸がん闘病の末の死去とは、42才の若さだそうだ。
ホームページを見ても、趣味を生かした活動をこれからまだまだ精力的に続けて行くという意気込みが感じられ、天真爛漫なキャラクターはおよそ死とは無縁な感じがするが、実際には様々なストレス等に囲まれていたのかも知れない。

昨年の松原みきさんもそうだが、自分と同じ世代の著名人の訃報にはやはり考えさせられる物が有る。

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