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ヨン様騒動

外国人タレントの来日としては成田空港始まって以来と言うファンの出迎えから始まったヨン様こと、ぺ・ヨンジュン氏の来日騒動。映画スターやアイドルにファンが群がったり追い掛けたりするのは古今東西枚挙に暇が無い事で特に驚くには値しないが、若い女性がアイドルに嬌声を上げるならともかく、分別が付いている筈の奥様達が正に“童心に返って”こぞってスターを追っ掛け始めたと言うのは、マスコミにあおられた集団心理を差し引いてもこれは事件だ!!という訳か、各TV局こぞっての報道合戦となってしまった。
韓流スターブームに関してはごく最近まで近くて遠い国と言われ、今一つギクシャクとした関係が払拭出来ないでいた韓国の事だけになぜ唐突に?という違和感は無きにしも有らず。ただやはり何だかんだ言ってもお隣さんの事なので一度わだかまりが取れ、色眼鏡無しに相手を見れる様になれば一気に親しい関係になれる。今はその端緒に付いたのだな、と私はそれなりに評価してます。ぺ氏の少々気味が悪い位のファンへの気遣い、ドラマの役柄のイメージを壊すまいとするプロ意識、チェジウ氏が中越地震被災者へ1万ドル寄付した事など含め、ファン有っての商売という立場を彼等はしっかり理解して実践しており、さすがだなと感心させられます。ところでその韓国TVドラマ自体私自身はちゃんと見た事は無いのだが、何本かの映画を見た限りでは作品の水準、役者の演技力は評判通りかなり高く、ある部分では完全に邦画を越えていると感じました。とは言えそれにしてもなぜ冬のソナタが、ペ・ヨンジュン氏だけがこんなにも突出して人気があるのか、という疑問が残ります。TVのワイドショー等ではいろいろと分析していますが周囲では「あんなヤサ男魅力無し」派と「微笑みの貴公子メロメロ」派にはっきりと二分されている様なので単に好みの問題なんですかね?一説によると20〜30年前の青春ドラマに涙した世代が再びあの頃に戻って夢中になっているのだとか。しかし、例えば大林宣彦監督の『転校生』や『時をかける少女』の様な作品が今、リメイクされたとして、果たして私は感動するだろうか?ますます良くわかりません。
ところで私の観察によるとYON-SAMA(byロイター通信)大好きの皆さんはどうも彼が韓国男優だから、韓流ドラマの出来が素晴らしいから夢中と言うわけでもない様で、YON-SAMA(byロイター通信)と同じくらい『セカチュー』が好きだったりする様です。一時小説や映画、TVドラマの中の純愛に癒され、仲間と語らってストレスを発散し、再び家事や育児という現実世界に戻ってゆく、ご苦労様です。

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Comments

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自分の祖父母は、意味もなく韓国人を蔑視し、忌み嫌っていた所が在った様です。「様です」と書いたのは、母親から漏れ聞いた話であって、自分が彼等と接していた頃には、そういった所を見せた事がなかったからです。母親が子供も頃の話で、当時は多くの人間が同じ様な感情を持っていた事を考えると、仕方ない事なのかもしれません。その思いが、晩年はどう変わったのか判りませんが、根強く残っていたのではないでしょうか。

母親も、そんな両親に影響されてか、幼少時から韓国人は怖い存在という思いが在った様です。彼等の姿、チマチョゴリや(韓国風の)靴を見ると、逃げていたという話も聞きました。成人になって以降も、昔程の感覚ではないものの、韓国人に対して特別な感情を持ち続けていた様です。

しかし、数年前に韓国を旅して、彼の地の人々と触れ合う中で、そういった思いは消え失せた様で、「何であんなにも怖がっていたんだろう。」と今では言っています(笑)。

自分は、韓国人に対して、特別悪い感情を持っていませんでした。だからこそ、根強く残っている偏見を妙にも感じていました。ですから、ヨシヲ様が仰る様に、冬ソナブームで韓国への一般的な抵抗感が薄らいで行くのは、大いに結構な事だと思います。でも、あの馬鹿騒ぎだけは、勘弁して欲しいですが(笑)。

これからも宜しく御願い致します。

Posted by: giants-55 | December 01, 2004 at 04:52 AM

コメント有り難うございます。
戦中から戦後を生きた人達の中には確かに在日の方達を含め、彼の国の人達に対するアレルギー的な拒否反応を持つ人は多いですね。70才代である私の両親にも以前はそういう傾向が有りました。戦中の属国意識に加えて日本の敗戦による混乱の中で生じた様々な軋轢を反映している様ですがそれがどのようなものだったのか私には良くわかりませんが、中には集団妄想や噂の類いも有ったのかもしれません。(もっとも我々の高校生時代にも地元の朝鮮高校の生徒達との喧嘩を度々行っていた連中もいたようですが)しかしワールドカップを経て韓流ブームに至る現在の友好ムードは、そんな昭和一桁世代の意識も変えつつ有るようです。そして現在はこの複雑で厄介な極東アジア情勢を反映して韓国=友人、北朝鮮=敵、韓国+北朝鮮=油断ならぬ存在。北朝鮮政府=とんでもない連中、迫害される庶民=可哀想な人達。そんなイメージの矛盾に翻弄されているようです、これは全ての日本人にも言える事ですね

Posted by: ヨシヲ | December 03, 2004 at 12:43 AM

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ペ・ヨンジュン氏が来日したという事で、マスメディアが大騒ぎしている。大騒ぎを通り越して、狂乱状態に近い気もする。バラエティー番組やワイドショーならいざ知らず、ニ... [Read More]

Tracked on December 01, 2004 at 04:53 AM

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