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新潟県中越地震に思う

新潟県中越地震発生から間もなく一週間、余震活動は一向に治まらず群発地震の様相を呈している様にも思える。被害にあった魚野川流域一帯は言うまでもなく有数の豪雪地帯でスキー場が多く、私も毎冬の様に訪れている地域、特に震源域に近い入広瀬、守門、六日町周辺にはバックカントリースキーに適した山も多く、春の訪れと共に山麓には野の花が咲き、魚沼米を育む田圃にはカエルが鳴いていて本当にのどかな田園地帯だ。TVで報道される被災地の映像を見ながらそんな風景が想起され胸が痛む。
先日の台風被害も含め一連の地震報道を見ながら思う事、感じる事は実に多かったがいちいち書いていたらきりが無いので簡単に箇条書きにする。

・ 相変わらず被災者の心情を顧みない稚拙な取材が一部に見られるのはどうしたものか。
・ 一方では地元出身の記者を派遣したりインタビューの仕方、言動に気を配ると言った配慮が感じられる報道もあり、これは進歩だ。
・ 阪神淡路の経験を生かして今回は行政、消防、自衛隊、警察の動きが素早かった、これも進歩だ。火災が発生 しなかったのは不幸中の幸いだろう。
・ 被災地でのボランティア活動という文化の定着、これも進歩だ。
・ 片や避難所の環境は相変わらず劣悪でこれは一向に進歩が感じられない。緊急事態とはいえ全くプライバシーのない空間での雑魚寝同然の避難生活は問題だ。同様の災害時、欧州等では避難所で簡易ベットを利用したり簡易な間仕切りを設置するといった話を聞いた事がある。生活習慣の違いもあるとは思うが、今後とも災害は何処で起こるか解らない、トイレ、風呂の問題も含め人間工学、心理学に配慮したプロダクトデザインが早急に必要だと思うと同時に、今回は震源域から離れると被害は少ないようなので被災者を分散させて収容する工夫が必要なのではないだろうか。(アリャリャ箇条書きでは無くなってしまった)

それとは別に「活褶曲」という地学の本でしか聞いた事のない現象、妙見町での親子3人の救出現場周辺の凄まじい崩落を見るにつけ、この地域で今まさに褶曲山脈が作られつつあるという現実に驚く。

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Comments

本文で本来魚野川とするべきところを魚沼川と書いてしまった事に気が付かないまま偉そうに書いてしいました、お詫びして訂正します(修正済み)m(_ _)m

Posted by: ヨシヲ | October 30, 2004 at 01:46 PM

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