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華氏911

遅ればせながら『華氏911』を観ました。
当初喧伝されていた様な面白おかしい映画ではなく、むしろ至って真面目なドキュメンタリーという印象でした。悲惨なテロや戦場、家族や同胞を戦争で失った人々の嘆き、一方で我々が思う以上に根深い戦争利権の数々、何が正義でなにが正義ではないのか、そんな渦と連鎖の中でむしろ翻弄されている様にさえ見えるアメリカ大統領。映画は我々の感情移入を拒むかの様に時折パロディを含みながら淡々と展開し、有る意味見続けるのに忍耐が必要かも知れない。「これはマイケル・ムーアによる政治的プロパガンダだ」「巧妙に構成されたドキュメンタリータッチのフィクションだ」公開当初から酷評する批評家も少なからず存在していた、確かに政治的な部分が無い訳では無い、印象的なシーンを寄せ集めて構成したプロパガンダと決めつける事も出来よう、しかしこの映画を最後まで見れば、やはりスクリーンの向こうに『戦争の大義は何処?』と問いかけざるを得ないのだ。

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